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釧路自然環境事務所

野生生物の保護管理

野生生物の保護管理

野生生物課では、地域の産業や生活との共存を図りながら、多様な野生生物の保護管理を行うとともに、外来生物対策等に取り組んでいます。
担当部署:野生生物課[業務内容

国指定鳥獣保護区

 環境省では、国際的または全国的な鳥獣の保護のため重要と認められる区域について国指定鳥獣保護区に指定し、保護及び管理を行っています。
 釧路自然環境事務所が管轄する道東地域では、濤沸湖、知床、野付半島・野付湾、風蓮湖、厚岸・別寒辺牛・霧多布、ユルリ・モユルリ、大黒島、釧路湿原の8か所が国指定鳥獣保護区に指定されています。

管内の国指定鳥獣保護区

保護増殖事業

 釧路自然環境事務所では、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律で国内希少野生動植物種に指定されているシマフクロウ、タンチョウ、オジロワシ、オオワシ、エトピリカの5種について、保護増殖事業に取組んでいます。

シマフクロウ保護増殖事業
タンチョウ保護増殖事業
オジロワシ・オオワシ保護増殖事業
エトピリカ保護増殖事業

傷病個体収容結果

 環境省では、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律により、国内希少野生動植物種に指定されているシマフクロウ、タンチョウ、オジロワシ及びオオワシの保全に資するため、傷病個体(死体を含む。)が発見された際には収容し、現場状況や収容個体を調査し、原因の解明に努めています。
 希少種の傷病収容の原因の多くは、交通事故、鉛中毒など人為的な要因によるものです。人為的な要因による傷病個体の発生防止に留意いただくことで、希少種の保全につながります。皆様のご理解とご協力を宜しくお願い致します。

令和4年度(2022年度)
令和3年度(2021年度)
令和2年度(2020年度)
令和元年度(2019年度)
平成30年度
平成29年度
平成28年度

野鳥の鳥インフルエンザ感染

 釧路自然環境事務所では「種の保存法に基づく希少野生動植物種に指定される野鳥」、「国指定鳥獣保護区内の野鳥」について、高病原性鳥インフルエンザの監視活動を行っています。

野鳥の鳥インフルエンザ感染