上士幌

登山者カウンターの設置、運用を始めました。
上士幌管理官事務所では東大雪地域の主な登山口に登山者カウンターを設置し、登山者の利用数を調査しています。

夏山シーズンの始まり

2023年05月19日
上士幌 上村 哲也

登山者カウンターの設置、運用を始めました。

5月18日(木)、ウペペサンケ山、ニペソツ山及び石狩岳の登山口に登山者カウンターを設置し、登山者の利用数調査を始めました。これらの登山者カウンターは赤外線を受信して人を検出するものです。入山、下山の通過方向と日時を記録します。カウンターの前では立ち止まらずにお一人ずつ通過してください。
登山者カウンター
ウペペサンケ山は、糠平川沿いに刈分道を開削し試行していましたが、現在は供用されておらず維持されていません。糠平川林道の損壊していた導水管が修復され、糠平川迂回林道と接する地点まで車両の通行が可能となっています。この日も登山者らしい1台の車を見かけました。ここから林道を登山口まで歩けば残りは3kmで1時間ほど。刈分道と大差ありません。2箇所で徒渉しますが、場所を選べば靴底をぬらす程度です。
 
車止め
登山口まで1時間
ニペソツ山は、十六の沢コースの登山口へ通じる林道が利用できず、幌加温泉コースが利用できます。幌加温泉コースは往復15時間とも見込まれる健脚者向きのロングコースです。
登山口には、駐車スペースがあり、入林簿ポスト、簡易トイレと携帯トイレ回収ボックスが設置されています。以前はここから2kmの作業道を車両で通行できましたが、ぬかるみができたり洗掘が進んだり道路状況が悪いので当面通行止めです。
2kmの作業道は通行止め
石狩岳、ユニ石狩岳の登山口へは、シンノスケ迂回林道を三国峠側から入り、シンノスケ迂回1の沢林道、音更川林道、 音更川本流林道を経由します。冬期通行止めは解除されています。
登山口から仰ぎ見る石狩岳