北海道地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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朝晩の気温がグッと低くなり、毎朝通勤しながら、
赤色や黄色に色づいた紅葉に癒やされている當山です。
そんな秋真っ盛りの支笏湖周辺で、
先日、千歳市共催行事の「秋を満喫!滝とさけます情報館の見学会」を開催しました。
これは、千歳市役所の環境課さんとタッグを組み、年に2回、
支笏湖周辺の自然などをマイクロバスで巡るイベントです。
まず、バス車内で挨拶をすませ、
パークボランティアさんが紅葉になる仕組みや支笏湖の歴史のお話をしていただきました。
初めに到着したのが、「七条大滝」♪
通常は、滝壺の下まで下りることが出来るのですが、
今年は連続で上陸した台風の影響で土砂が崩れ、先日から階段の途中が通行止めになっています。
遠くからの眺めとなりましたが、高さ15mの滝から水が勢いよく出ている姿に、
みなさん写真を撮影なさって楽しんでいました。
次に向かったのが、「口無沼(くちなしぬま)」♪
名前が少し不気味に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
流入・流出する川などが無いということから付けられた名前で、
地元の方が釣りや散策などをするスポットです。
エゾシカの「ヌタ場(ぬたば)」を発見!
これは、エゾシカが自分の尿等を混ぜ、全身にその匂いのついた泥をなすりつけた場所です。
メスを誘うための行動だと言われ、発情期の秋から冬にかけてよく見られます。
また、体温調節や身体についたダニ等の寄生虫を除去するなどという目的もあります。
昼食の時間になったので、休暇村支笏湖さんへ移動しました。
休暇村園地内の木々も色づき、ご飯を食べながらの紅葉狩りは最高でした♪
昼食を終え、次に向かったのが「千歳第一発電所」♪
こちらは、1910年に王子製紙株式会社が操業を開始した水力発電所です。
落差130mから流れる水の勢いでタービン水車を回し、その水車が回転する力で発電をしているそうです。
そして、最後に到着した場所が「千歳さけますの森 さけます情報館」♪
こちらは、国立研究開発法人 水産研究・教育機構 北海道区水産研究所の広報展示施設です。
最初に職員の方から親魚の捕獲方法やサケの回遊などの説明を受けた後、
さけます類のふ化放流の歴史や仕組み、生態などの展示パネルを見学しました。
その後、サケのゲームやエサやり・放流体験をさせていただき、
子供より大人の方々の方が熱心になさっていました(^^)
初めて参加なさる方々が多く、新鮮な気持ちで支笏湖周辺を満喫できたという感想を聞くことができ、
私自身も嬉しく感じた一日となりました。
みなさんも、残り少ない支笏湖の秋を満喫なさってみてはいかがでしょうか。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、利尻礼文サロベツ、知床、阿寒摩周、釧路湿原、大雪山、支笏洞爺国立公園があります。
朝晩の気温がグッと低くなり、毎朝通勤しながら、
赤色や黄色に色づいた紅葉に癒やされている當山です。
そんな秋真っ盛りの支笏湖周辺で、
先日、千歳市共催行事の「秋を満喫!滝とさけます情報館の見学会」を開催しました。
これは、千歳市役所の環境課さんとタッグを組み、年に2回、
支笏湖周辺の自然などをマイクロバスで巡るイベントです。
まず、バス車内で挨拶をすませ、
パークボランティアさんが紅葉になる仕組みや支笏湖の歴史のお話をしていただきました。
初めに到着したのが、「七条大滝」♪
通常は、滝壺の下まで下りることが出来るのですが、
今年は連続で上陸した台風の影響で土砂が崩れ、先日から階段の途中が通行止めになっています。
遠くからの眺めとなりましたが、高さ15mの滝から水が勢いよく出ている姿に、
みなさん写真を撮影なさって楽しんでいました。
次に向かったのが、「口無沼(くちなしぬま)」♪
名前が少し不気味に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
流入・流出する川などが無いということから付けられた名前で、
地元の方が釣りや散策などをするスポットです。
エゾシカの「ヌタ場(ぬたば)」を発見!
これは、エゾシカが自分の尿等を混ぜ、全身にその匂いのついた泥をなすりつけた場所です。
メスを誘うための行動だと言われ、発情期の秋から冬にかけてよく見られます。
また、体温調節や身体についたダニ等の寄生虫を除去するなどという目的もあります。
昼食の時間になったので、休暇村支笏湖さんへ移動しました。
休暇村園地内の木々も色づき、ご飯を食べながらの紅葉狩りは最高でした♪
昼食を終え、次に向かったのが「千歳第一発電所」♪
こちらは、1910年に王子製紙株式会社が操業を開始した水力発電所です。
落差130mから流れる水の勢いでタービン水車を回し、その水車が回転する力で発電をしているそうです。
そして、最後に到着した場所が「千歳さけますの森 さけます情報館」♪
こちらは、国立研究開発法人 水産研究・教育機構 北海道区水産研究所の広報展示施設です。
最初に職員の方から親魚の捕獲方法やサケの回遊などの説明を受けた後、
さけます類のふ化放流の歴史や仕組み、生態などの展示パネルを見学しました。
その後、サケのゲームやエサやり・放流体験をさせていただき、
子供より大人の方々の方が熱心になさっていました(^^)
初めて参加なさる方々が多く、新鮮な気持ちで支笏湖周辺を満喫できたという感想を聞くことができ、
私自身も嬉しく感じた一日となりました。
みなさんも、残り少ない支笏湖の秋を満喫なさってみてはいかがでしょうか。