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アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

北海道地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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支笏洞爺国立公園 洞爺湖

149件の記事があります。

2020年09月06日四十三山 開通!!!

支笏洞爺国立公園 洞爺湖 小松瑠菜

こんにちは!洞爺湖アクティブ・レンジャーの小松 瑠菜です!

クマの出没情報を受けて、しばらく閉鎖していた四十三山ですが、先日再び開通いたしました!

一足お先に、四十三山に登ってきました!

長らく人間の立ち入りがされていなかったためか、様々な動物の「痕跡」を見ることが出来たり、

動物を実際に見たりすることが出来ました!

今回は、旬な見所を紹介していきたいと思います^^

まずはこちら!↓

これは誰のフンでしょう・・・?

・・・そう、四十三山名物(?!)、「タヌキの溜めフン」!!!笑

閉鎖前に比べてかなり大きくなっていました^^;

溜めフンポイントも増えていたので、みなさんご注意を!

よく見ると、コガネムシがフンの中に潜り込んでいました。

彼らのような分解者は生態系にとっても重要な存在ですよね^^

中でも新鮮なフンをよく見てみると、どうやらドングリらしき殻が・・・!

フンからも彼らが何を食べて生活しているのか垣間見ることができますね^^

続いてこちら!↓

「ん・・・? シカのフン・・・?」

・・・いえいえ、こちらはドングリの帽子です^^

ひっかかりましたか?笑

まだまだ暑い北海道ですが、山の住人はすっかり秋色ですね^^

なーんて景色を眺めながらのんびり歩いていたとき、

パッと前を見ると、なんと約1メートル先にタヌキが・・・!!!!!(驚)

お互い鈍くさかったためか、互いの存在に気づくのが遅く、タヌキも私も目をまんまるくして、

非常に驚きました・・・私としたことが不覚・・・せっかくのシャッターチャンスを逃してしまいました・・・。

思わず心の中で「驚かせてごめんよー!」と叫びました。

もうそろそろ山頂に近づいてきたころ、なんと地面にこちらが・・・!

これは一体なんだかわかりますか・・・?

最初はなんだかわからなくて、「ゴ・・・ゴミ・・・?」だなんて思ってしまったのですが、

あたりを見渡すとマツの木が・・・!

そして真ん中にあるこの塊・・・まつぼっくり・・・??

これは、エゾリスの「食痕」でしょうか?

よく見る「エビフライ」の形とは異なり、不思議な形をしています。

新しい発見をして、なんだかワクワクしました^^笑

そして近くになんだか丸いモノが・・・

「なんだこれ・・・??」と思い、少しツンツンしてみたところ、

なんと地面からポロッととれてしまいました・・・。

「なにこの丸い球体!」と思い、後日ガイドさんにお伺いしたところ、

「ツチグリの幼菌だと思われる」とのこと・・・。ネットで調べて見ると、確かに似ている・・・!

こんな珍しい(?)モノを見れてますますウキウキしちゃいました!^^

そして帰り道・・・「ふぅ・・・楽しかった^^」 と浸っていたら、なにやら物音が・・・!

「これはもしや・・・シャッターチャンス?!」と思い、今度は物音を立てないようにあたりを見渡すと・・・

いた!!!エゾリスちゃん!!!

え?見えないって?・・・ちゃんと写ってますよ!!!笑

写真では伝わりにくいのですが、目を見開いて、真剣に何かを食べています・・・笑

「もしかして、さっきのまつぼっくり食べたのもあなたですか・・・?笑」

なんて聞きたくなっちゃいます^^

以上、小松アクティブ・レンジャーがお届けする旬な見所でした^^

他にも見所がたくさんあったのですが、続きは現地で見に来てくださいね^^

☆登山をするみなさまへ☆

1.地面に複数の穴が見受けられました。植生保護のため、トレッキングポール(登山用ストック)を

  ご利用の際は、必ず「キャップ」を装着してください。

2.雨天時や、降雨の翌日は道がとても滑りやすくなっております。(特に石畳など)

  十分にお気をつけて、登山をお楽しみください。

3.タヌキの溜めフンには十分にご注意ください。^^

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2020年09月02日【パークボランティア】 洞爺湖畔清掃

支笏洞爺国立公園 洞爺湖 小松瑠菜

こんにちは!洞爺湖アクティブレンジャーの小松 瑠菜です!

先日、洞爺湖地区パークボランティアさんと、洞爺湖畔の「ゴミ拾い」を実施いたしました。


参加してくださったパークボランティアさんは8名。

清掃エリアは洞爺湖の東側(壮瞥入り口から仲洞爺キャンプ場)の約10㎞。

※洞爺湖の西側は春先に実施済み。

洞爺湖周辺には、整備された遊歩道が数多くありますが、実際に歩いてみると・・・

意外にもたくさんゴミが落ちていました・・・。

春先に実施した洞爺湖西側の湖畔清掃と比較すると、大型ゴミは少ない印象でしたが、

代わりに、ペットボトルや食べ物のプラスチック容器等が多いと感じました。

ゴミ拾いを終えた後、集めたゴミを軽トラックに積んだところ、

なんと荷台に溢れんばかりのゴミの山が・・・!

大勢の方が自然を楽しみに訪れる国立公園。

その国立公園が汚されることは、とても悲しく思います。

あるパークボランティアさんがこう言っていました。

「1人1人が、国立公園内を『自分の庭』と思い、

楽しい想い出作りの場として利用される日が1日も早く来ることを願う」 と。

今年は洞爺湖周辺や登別などでヒグマの目撃情報が相次いでいますが、

ヒグマが彼らの生息域(=森など)から出て、人間の生活域に

訪れてくる原因の1つが、"ゴミの投棄"です。

人間が投棄したゴミは、クマが餌付くきっかけとなりえます。

支笏洞爺国立公園を代表する魅力の1つ、「洞爺湖」。

これからも美しい自然環境を楽しく利用し続けるためには、1人1人がルールとマナーを守ることが

必要不可欠ですね。

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2020年07月09日第1回 『自然紹介コーナー☆彡』 【四十三山(よそみやま)】

支笏洞爺国立公園 洞爺湖 小松瑠菜

初めまして!

4月から洞爺湖管理官事務所のアクティブ・レンジャー(以下;AR)に着任いたしました、

小松 瑠菜(こまつ るな)と申します。

これから支笏洞爺国立公園(羊蹄山・登別・洞爺湖周辺)の美しい自然やイベント等の情報を

発信していきますので、どうぞよろしくお願いいたします!

(支笏湖・定山渓周辺につきましては、當山ARのAR日記をのぞいてみてくださいね☆)

さて、早速ですが、記念すべき

第1回『自然紹介コーナー☆彡』を飾るのは、【四十三山(よそみやま)】です!☆

 「なんで四十三山?!洞爺湖じゃないの?!」と思った方もいるでしょう。笑

なぜなら、四十三山は私が初めての野外業務を担当した思い出の山だからです♪

(私のAR日記は四十三山に始まり、四十三山に終わるのでしょうか?笑)

 実はこの四十三山、2009年8月に日本初の「世界ジオパーク」として登録された

「洞爺湖有珠山ジオパーク」のエリア内なのです!

ジオパークとは?

地球(ジオ)を楽しむ自然公園です。

地形・地質学的にも重要で価値のある場所を保護・保全しながら、ビジターセンターや

展示施設・自然観察路、解説看板やガイドブックを通じて教育や観光に活用しています。

洞爺湖有珠山ジオパークはユネスコが支援する世界ジオパークネットワークの一員です。

(小冊子:洞爺湖有珠山ジオパークガイド01『四十三山(明治新山)ルートを歩く』

著・宇井忠英、岡田弘、加賀谷仁左衛門)より

 四十三山の名前は、1910年(明治43年)の有珠山噴火の際に誕生した山であることから、

命名されました。別名・明治新山とも言うみたいですよ♪

 噴火直後は不毛の地であったこの山は、110年の時を経て、こんなにも緑が回復しました♪

 四十三山開通の際、パークボランティアさん(以下;PV)と一緒に、

看板の清掃作業、倒木の撤去作業、登山道の整備などを行っています!

 四十三山では、他にもPVさんたちと一緒に、ゴミ拾いや草刈り、

金比羅山(噴火後20年経過)と四十三山(噴火後110年経過)の植生の違いを調査しました☆

【4月に観察した植物】 @四十三山

【6月に観察した植物】 @四十三山

 今回、見つけることは出来ませんでしたが、他にもフクジュソウ、コハコメ、ツルアジサイ、

カンボク、ニセアカシア、コメツブウマゴヤシ、オオイヌノフグリなどのお花も、

この時期の四十三山で見ることができるようです♪

樹種はミズナラ、ホオノキ、ハリギリ、エゾヤマザクラ、トドマツ、オオカメノキ、アズキナシ

などを見ることができました!

場所によっては陰樹も数多く生育しており、遷移を確認することができます!^^

樹種も安定しているようです♪

【6月観察した植物】 @金比羅山

 写真にはありませんが、このほかにもノラニンジン、シロツメクサ、アメリカオニアザミ

などのお花が確認できました!☆

きれいなお花がたくさん咲いていますが、実はこれ...外来植物も多いんです...;;

遷移が移りゆき、植生が回復する中で、外来植物も入り込んでしまうんです。

そのため、PV活動で要注意外来生物であるアメリカオニアザミの駆除活動を行いました!

 樹種はヤナギ、ニセアカシア、ドロノキ、カラマツ、シラカバ、カツラ、タラノキ、アキグミ、カエデ、

ホオノキ、ヤマグワ、ミズナラ、ハリギリ、ミズキなどが見られました!

こちらは、一時遷移が始まってまだ20年しか経過しておりませんが、

ここまで植生が回復していることに驚きました...!

火口付近はまだ裸地が多く見られますが、ヤナギが優先して生育しており、

シラカバなども確認できました!☆

 皆さまいかがでしたか?

金比羅山は1時間、四十三山は2時間程度で登れるお手頃な山です♪

フットパスも整備されているため、日帰りでサクッと登って、

帰りは有珠山の恵みである洞爺湖温泉に入ることもできますよ☆

 ※令和2年7月8日現在、周辺でクマの目撃情報が相次いでいるため、

閉鎖しているフットパスがございます。ご注意ください。

植生の遷移をこんなにも間近で感じられるのは、"火山があるから"こそです。

『火山』 は人間生活に支障をもたらすイメージが大きいですが、

その分大地に与える 『恵み』 も大きいです。みなさんも一緒にその魅力に浸ってみませんか?♪

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2020年03月16日ありがとう!洞爺湖!!

支笏洞爺国立公園 洞爺湖 増田 多美

皆さまこんにちは。

洞爺湖管理官事務所アクティブ・レンジャーの増田です。

もうすぐフキノトウやフクジュソウなどの春を探しに散歩に出かけるのが楽しい季節ですね。

さて、突然のご報告になりますが、3月いっぱいで洞爺湖管理官事務所を退職することとなりました。

3年間あっという間でしたが、色々なことを体験できた3年間でした。

引っ越し準備のため洞爺湖に来たときは、なんて綺麗なんだろう。

これからこんなにも素敵な場所で働けるんだとワクワクしたのを覚えています。

(↑引っ越しの時に泊まったホテルで撮った写真)

アクティブ・レンジャーに着任したばかりの頃は国立公園のルールやマナーも分からず、ただ綺麗で雄大な自然に感動していました。

業務で関係団体さんや業者さんとゴミ拾いをしたり、外来種の駆除をしたり、危険箇所や盗掘防止のためのロープ張りをしたり、施設維持管理のため山に登ったりしていくうちに・・・・

洞爺湖の景色が素晴らしいのは、沢山の人が自然のために活動をしているからだと分かりました。

(左上:外来種駆除、右上:オロフレ山ロープ張り、左下:羊蹄山避難小屋トイレ点検、右下:ゴミ拾い)

また、洞爺湖は地域の方にも愛されており支笏洞爺国立公園 洞爺湖地区の自然保護や美化清掃に協力して下さるパークボランティアの会に33名の方が登録されています。


(左上:外来種駆除、右上:遊歩道整備、左下:有珠山パトロール、右下:ビオトープ整備)

パークボランティアの方々には自然を守る活動を一緒にしていただいただけでなく、洞爺湖のことを全然知らない私に色々なことを教えて下さいました。

また、仕事面でしんどくなっていた時には、たくさん助けて下さいました。

アクティブ・レンジャーに着任したばかりの時よりも、洞爺湖は綺麗だなと思うようになりましたし、大好きになりました!

興味の湧いた方はぜひ、洞爺湖へお越し下さい(*^-^*)

そして、綺麗な景色の裏には多くの方の努力があるんだなぁと、感じていただけたら嬉しいです!



たくさんの思い出をくれた洞爺湖、洞爺湖で出会った皆さん、日記を読んでくださった方

本当にありがとうございました。

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2020年03月04日洞爺湖のシンボル

支笏洞爺国立公園 洞爺湖 増田 多美

皆さまこんにちは。

洞爺湖管理官事務所の増田です。

洞爺湖管理官事務所では洞爺湖中島のエゾシカ対策を行っていますが、2月25日(火)に中島のエゾシカ追い出し調査を実施しましたので、その様子をお伝えしていきます。

さて、この洞爺湖の真ん中にある島(中島)どんな島に見えますか?

緑豊かな島?そんなに緑豊かじゃない?どんな生きものが住んでいる?

この島にはエゾシカが生息しています。

元々観賞用に飼育されていた3頭が逃げ出し、ピーク時には450頭前後のエゾシカが中島に生息していました。

それにより、たくさんの植物が生えていそうに見える中島ですが、エゾシカが食べない植物しか生えていません。また、シカが木の皮を剥いでしまうと木が枯れ、鳥が暮らしていけなくなります。

シカは植物に影響を及ぼすだけでなく、植物の変化を通して他の動物にも影響を及ぼします。

今回の調査の目的は、そんな洞爺湖中島のエゾシカの個体数変動を追跡し、シカと森林植生との相互関係を解明するための基礎データを得る!です。

まず追い出し調査の方法ですが、島を西山、北山・北東岬、東山・南陵の3つの区画に分けます。

各区画において、勢子(エゾシカを追い込む役割の人)が島の内陸側から尾根へ登り、尾根上に隊列を組んで湖岸にシカを追い出します。

勢子はその時に見たシカの頭数、群れの構成、発見時刻などを記録します。

同時に小型船舶を用い、湖上からも同様に記録していきます。

弁天島・観音島・饅頭島は湖上観察はせず、勢子が観察したシカを記録します。

今年はスノーシューを履くほどでもないけど、斜面によっては雪が多くて歩きにくかったり、雪が少なく泥だらけになっているチームもありました。

私のチームは無線が通じにくい場所だったため、お互いの位置を確認するのに苦労しました。

丸一日かけて洞爺湖中島のエゾシカの追い出し調査をした結果、速報値ではありますが、

合計86頭のエゾシカが生息していることが確認できました。

ピーク時に比べかなり数が減ったなと思いますが、まだまだ多いですね。

本来の自然豊かな中島に戻れるよう、これからもエゾシカ対策を続けていけたらと思います。

ちなみに...

シカの好みが変わったのか、シカが食べないと言われているフッキソウを食べた痕を見つけました。

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2020年03月02日冬の洞爺湖であそぼう!~スノーシューハイク&自然観察~

支笏洞爺国立公園 洞爺湖 増田 多美

皆さまこんにちは。

洞爺湖管理官事務所の増田です。

まだまだ寒い洞爺湖ですが、陽射しが暖かい日もあり春がそこまで来ているなぁと感じます。

さて、2月22日(土)に「支笏洞爺国立公園指定70周年記念 冬の洞爺湖であそぼう!~スノーシューハイク&自然観察~」を開催しましたので、その様子をお知らせしたいと思います。

この行事は冬の洞爺湖に焦点を当て、自然と親しみ、自然の多様性を学ぶ場を提供できたらいいなと企画しました。

まずビジターセンターに集合した後、金比羅山へと出発します!

金比羅山のゲート付近ではタヌキのつがいがお出迎えしてくれ、参加者さんも「可愛いねえ」とホッコリしていました。

観察会では動物の足跡や食痕、樹木などの解説を聞きながら旧展望台に向かいます。

(↑テンの足跡の解説中)            (↑「跳び箱の跳び方をするのはウサギとリスだよ」)

(↑進んでいくと木の種類が増える。桜の木がいっぱい!) (↑キツネがエサを探した跡)

途中坂を滑り下りたり、木をかじった動物は何かみんなで考えたり、オジロワシを観察したり...

冬は寒いので家に引きこもりがちになりますが、冬の洞爺湖も魅力が満点です。

冬の洞爺湖の楽しさをみんなで共有できたかなと思います。

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2019年10月17日一緒に自然を守る活動をしませんか?

支笏洞爺国立公園 洞爺湖 増田 多美

皆さまこんにちは。

洞爺湖管理官事務所の増田です。

紅葉が見頃を迎え、そろそろ冬支度を始める季節ですね。

私は衣装ケースの整理がまだまだかかりそうですが、皆さま冬への準備は順調ですか?

さて、支笏洞爺国立公園洞爺湖地区ではパークボランティアの新規募集を行うこととなりました!


(案の4)添付資料チラシ.pdf

■ パークボランティアって?

環境省では、国立公園における施設の維持管理、美化清掃や自然保護の普及啓発といった各種活動について、自発的に協力していただける方々をパークボランティアとして登録しています。
登録は地区ごとに行っていて、全国の25国立公園40地区でなんと1500人以上(※)が活躍しており、支笏洞爺国立公園 洞爺湖地区では令和元年10月1日現在、21名の方が登録されています。(※平成24年のデータ。詳しくは環境省ホームページのパークボランティアのページをご覧ください。)

■ 主な活動内容は?

(活動の様子)
活動内容は少しずつ変化しますが、洞爺湖地区パークボランティアでは下記のような活動を主に行っています。
 ・美化清掃
 ・登山道や中島の巡視
 ・外来動植物の駆除
 ・倒木撤去など登山道の整備 

 ・施設の簡単な整備 ...など!

■ どんな人がパークボランティアになっている?

年齢は20代~80代と幅広く、バリバリ働いている社会人はもちろん、子育てしながら働いているお母さん、定年後の第2の人生を楽しんでいる人など、様々な方が活躍されています。

子供の面倒を見るのが上手な人、トレイルランニングが趣味の人、看護師さん・学校の先生、野鳥・植物に詳しい人、火山マイスターとしても活躍されている人などなど...得意分野も職業もバラバラですが、共通しているのは自然が大好きということです。


■ 応募について
11月17日(日)に実施する養成研修に参加していただくことが登録の要件となります。
募集要件や応募書類、問合せ先など、詳細は環境省北海道地方環境事務所の下記のページをご覧ください。
(お知らせ)支笏洞爺国立公園洞爺湖地区パークボランティアの募集について

締切りは【 令和元年11月8日(金) 】です!
皆さまのご応募、お待ちしております(*^-^*)

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2019年08月08日ライトトラップ&星空観察会

支笏洞爺国立公園 洞爺湖 増田 多美

皆さまこんにちは。

洞爺湖管理官事務所の増田です。

もうすぐお盆ですね。

どこへ出かけようとワクワクしていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

私も北海道の短い夏を満喫しようと計画を立てている最中です。

さて、7月31日(水)に「支笏洞爺国立公園指定70周年記念 ライトトラップ&星空観察会」を開催しましたので、その様子をお知らせしたいと思います。

この行事は、普段あまり意識しない夜の羊蹄山の自然に触れ、新たな支笏洞爺国立公園の楽しみ方や自然の多様性について知っていただけたらいいな、と企画しました。

当日は蒸し蒸しと暑い中、31名(大人14名、小人17名)の方が参加してくださいました。

まず、はじめに星空観察です。

この日は曇り空で観察会中はなかなか星が見えませんでした。

そこで、星座早見盤を使って星に関する様々なお話をしてくださいました。

ペルセウス座流星群や織姫彦星の物語など興味深いお話ばかりで、参加者の皆さんも真剣にお話を聞いていました。

次に、ライトトラップによる昆虫観察!

ライトトラップとは昆虫が光に集まる習性を利用し、白い布に光を当て昆虫を呼び寄せるというものです。

講師の方に「これはアカアシクワガタで足が赤いんだよ」「このカメムシは臭くないよ」と教わると、さっそく観察したり、触ってみたり、匂いを嗅いでみたり...と、とても楽しんでいるようでした。

また、自分から積極的に質問をしている姿も見られました。

クワガタやヘビトンボ、コガネムシ、カミキリムシなど多くの虫が集まり、虫が苦手だと言っていた子も昆虫をどんどん捕まえ、虫カゴに入れていました。

なかにはコガネムシを46匹も捕まえた子までいました!

時間となり昆虫を逃がして、森から出てみると雲が晴れ、星空が広がっていました!

雲が晴れていたのは数分でしたが、夏の大三角や木星など多くの星を見ることが出来ました。

支笏洞爺国立公園指定70周年を記念して行われた「ライトトラップ&星空観察会」。

日頃、国立公園地域周辺で生活されている参加者のみなさんが夜の羊蹄山の自然に触れ、改めて自然の豊かさを実感されたのではないかと思います。

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2019年07月31日羊蹄山でのお仕事

支笏洞爺国立公園 洞爺湖 増田 多美

皆さまこんにちは。

洞爺湖から羊蹄山方面へ向かっているとパラグライダーをしている人達をよく見かけます。

「気持ちいいんだろうな~」と思いながら、いつか体験するぞ!と考えている洞爺湖管理官事務所アクティブレンジャーの増田です。

パラグライダーも気持ちよさそうですが、羊蹄山での仕事も綺麗な景色やお花に癒やされ気持ちが良いんです。

そんな羊蹄山で今年度行ったお仕事を少し紹介します。

6月28日 羊蹄山避難小屋トイレの点検作業

地元の事業者さん協力のもと、浮遊物や沈殿物の状態の確認や水温、透過度、PH値等を調べます。

↓汚水も処理を促進するため、米ぬかと発酵促進剤を投入

このトイレは水洗式ではありません。

トイレの処理機能を正常に維持するために使用済みトイレットペーパーを他のゴミと一緒に必ず持ち帰って下さいね☺

トイレの点検作業中シマリスを2匹見かけました。

何をしているのか気になったのでしょうか。

7月2日 コマクサ除去

羊蹄山に本来自生していなかったコマクサの除去活動のお手伝いをさせていただきました。

この活動は今年で9年目となり、地元倶知安町などが主体となって国の天然記念物である「後方羊蹄山の高山植物帯」の保護のために続けられています。

↑皆でコマクサを探しているところ

↓ハイマツの下まで念入りに生えていないかチェックします。

除去した個体は記録をつけていきます。

これまでの8年間の除去活動によって個体数は大幅に減少し、今回は有花茎個体(つぼみや花の付いた茎がある成熟した個体)1株と無花茎個体(つぼみや花の無い未成熟な個体)5株のみの除去となりました。

コマクサは少しでも根が残るとそこから発芽してしまうため、丁寧に根を除去する必要があります。

羊蹄山には自生していないはずのコマクサがなぜ生えてしまったのか。

それは、登山者が種を蒔いたからです。

種が蒔かれた場所はエゾカンゾウなど約80種の高山植物が群生している特別保護地区でした。

高山地帯のような厳しい環境条件のもとでは植生が一度破壊されると、その後の復元はきわめて困難です。

万年単位で今の特異な羊蹄山の植生(山の個性)が成り立っています。その特異な羊蹄山の個性をしっかりと子孫に受け継いでいくことはとても大切なことです。

この程度ならば他の高山植物に大きな影響はないだろうという安易な考えは後世に大きな禍根を残すことになります。

綺麗なお花は摘んだり植えたりせず、写真を撮るだけにしてくださいね(*^-^*)

↑母釜付近に咲いていたイワウメ

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2019年05月31日今年もAR写真展開催します!

支笏洞爺国立公園 洞爺湖 増田 多美

皆さまこんにちは。

環境省 北海道地方環境事務所のアクティブ・レンジャーと希少種保護増殖等専門員による「アクティブ・レンジャー写真展」が今年も開催することになりました。

2017年に初開催し、今年で3回目の開催です!

私たちは、美しく希少な北海道の自然環境を大切に活用し、そしてその自然を次世代へ繋いでいくため、国立公園や日本有数の渡り鳥の渡来地である鳥獣保護区の維持管理や現地調査、動植物との共存方法を考えながら保護・増殖したり、地域の関係者と現地で汗を流しながら、日々様々な業務に励んでいます。

写真は私たちが業務の際に撮影したもので、この写真展を通じて北海道の自然の魅力や環境省やアクティブ・レンジャーの仕事を知ってもらい、自然環境保護への理解を深めてもらうことを目的としています。

写真展は道内各地で開催しますので、↑スケジュールをご覧いただき、お近くにお住まいの方やドライブでお立ち寄りの際は、是非ご来場ください。

昨年度実施した写真展でのアンケート結果を踏まえて、今年は「風景の写真」と「動植物の写真」の計2枚を各地域のアクティブ・レンジャーが選出し展示します。

今年も会場にアンケートを設置しますので、ぜひ感想をお聞かせください。

アンケートにご協力くださった方にはオリジナルのしおりをプレゼント

↑これは昨年度に洞爺湖会場でお配りしたしおりです。

しおりは各会場によって異なりますので、コンプリートしてみるのもオススメですよ

62日(日)~羽幌の北海道海鳥センター、63日(月)~礼文の香深港フェリーターミナルで写真展がスタートします。

北海道の雄大な自然・動植物の魅力をぜひ見に来てください。

また、アクティブ・レンジャーの活動を知っていただけたら嬉しいです。

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