ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

北海道地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2017年09月15日大雪山に日本一早い紅葉がやってきました♪

大雪山国立公園 上川 大久保 智子

上川自然保護官事務所の大久保です。

木々や葉が派手な装いをし始め、いよいよ紅葉シーズンに突入しました。

ここ2,3年に比べると色づきペースは早めで、今のところどこも色づき具合は絶好調です。

 

 

(9月14日(木)の赤岳第一花園下の斜面)

大雪山上川地区の紅葉を目に非常の多くの方が訪れるので、混雑を緩和するために今週末からマイカー規制が始まります。

銀泉台は9月16日(土)から9月24日(日)まで

高原温泉は9月21日(木)から10月1日(日)まで

銀泉台と高原温泉の両区間シャトルバスが運行するのは9月21日から24日。その4日間はこの時期限定の車回しを考えず銀泉台から高原温泉までの縦走ができます。

マイカー規制シャトルバスの運行時間など詳しくは、上川町役場HPをご覧ください。

http://www.town.hokkaido-kamikawa.lg.jp/section/sangyoukeizai/chs81200000015es.html#event0

また紅葉状況は日に日に変わります。

層雲峡ビジターセンターでは自然情報を発信していますのでご覧ください。

http://sounkyovc.net/

先日、白雲岳と赤岳周辺では、初雪が舞いました。シマリス、ナキウサギやホシガラスなどの大雪山の住人も冬支度に大忙しです。毛糸の帽子、手袋、ネックウォーマーやフリース類などを用意して防寒対策万全でお越しください。

 

 

(9月9日(土)黒岳9号目招き岩付近)

 

 

(9月9日(土)黒岳石室から赤石川方面)

 

(9月14日(木)沼ノ平)

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2017年09月13日黒岳クリーンアップ大作戦

大雪山国立公園 岩城大洋

 みなさま、こんにちは。上川自然保護官事務所の岩城です。

今回の記事は8月18日に親子参加型イベント「黒岳クリーンアップ大作戦」

(主催:上川自然保護官事務所、上川中部森林管理署)の様子を、実施から少し時間が

経過してしまいましたが、お伝えします。

            

 

 黒岳クリーンアップ大作戦は、大雪山周辺の子どもたちに、黒岳旧野営指定地の

清掃活動や高山植物の自然観察を体験することにより、大雪山国立公園と森林生態系の

保護への関心を高めてもらうことを目的に行いました。

当日は3組の親子トータル8名の参加を頂きました。

 

黒岳ロープウェイに乗り込むまでは曇り空だったのですが、黒岳5合目まであがって

きたところからあいにくの雨模様。降り方はどんどん強まり黒岳リフトに乗る前に

雨合羽を着ることになりました。

   

 

リフトに乗り7合目へと向かいましたが、7合目リフト乗降場に到着した時点でも

雨脚は弱まる気配がなく、黒岳山頂へ登ることは難しい状況でした。

  

     

そこで予定を変更して、黒岳7合目登山口から少し登り、歩きやすい登山道を維持

する仕事や、登山道の利用者数を調査するカウンターのことなどを、子どもたちに

解説しました。

 

   

 

子どもたちは登山道が多くの人たちによって守られていることを知り、真剣な眼差しで

話に聞き入っていました。

雨の状況に変化がなかったので、残念ながら早めに下山することに。

山麓駅まで戻る道中では高山植物の花々の香りを楽しむこともできました。

 

  

 

下りのロープウェイに乗車する前に、本当は山頂での記念撮影のために

作成したラミネートを5合目で子どもたちひとりひとりに持ってもらい、

集合写真を撮ることに。

カメラを向けると、みんなのいい表情をしてくれました。

 

 

その後、層雲峡ビジターセンターに行き、職員の方から、大雪山や層雲峡が現在の姿に

なるまでの形成過程などをレクチャーしていただきました。

特に子どもたちが興味を示したのは、野生動物の話について。

実際に展示されている剥製を使っての解説は子どもたちにとっては、興味津々だったようです。

 

    

 

レクチャー後は、昼食をみんなで食べ、最後に参加者全員に記念バッチが贈られ

今回のイベントは終了しました。

 

  

今回、黒岳旧野営指定地での清掃活動を行えなかったことは心名残ではありますが、

環境省自然保護官(レンジャー)や林野庁森林官(フォレスター)の仕事の様子を

子どもたちに伝えることができたのは良かったです。

今回はここまで。

また次回をお楽しみに。。

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2017年09月13日釧路湿原鳥獣保護区パトロール

釧路湿原国立公園 佐野 綾音

 皆さんこんにちは。釧路湿原自然保護官事務所の佐野です。

 9月に入り、釧路湿原は秋の装いに変わり始めてきました。

 今回は釧路湿原における鳥獣保護区の巡視について投稿させていただきます。

国指定釧路湿原鳥獣保護区は、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)」に基づいて、指定されています。国指定鳥獣保護区とは、国際的又は全国的な鳥獣の保護の見地からその鳥獣の保護のため重要な区域として、環境大臣が指定するものです。釧路湿原における国指定鳥獣保護区指定面積は、11523haで、東京ディズニーランド約226個分の広さになります!

 この鳥獣保護区という地区が分かるように環境省では下の写真のように鳥獣保護区という制札を立てています。

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 今回はこの鳥獣保護区制札が倒れたりしていないか、鳥獣保護区やその周辺で何か変わったことが起こっていないかパトロールを行いました。

パトロール中、鳥獣保護区内を観察してみると...

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 少し拡大してみると...

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 この鳥は...さらに拡大すると...

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 1羽のタンチョウを確認しました。

 また、今年の春に生まれたタンチョウの幼鳥も親と共に確認することができました。(写真下:鳥獣保護区外)

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 今回のパトロールでは、怪我や病気の鳥等もおらず特に問題は見つかりませんでした。

 これからの季節、釧路湿原にはオオワシやオジロワシといった希少猛禽類や白鳥やカモ類等、渡り鳥が飛来する時期となります。今後も継続してパトロールを続けていきたいと思います。

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2017年09月08日たまには山へ恩返しin愛山渓 登山道整備講習会

大雪山国立公園 上川 大久保 智子

上川自然保護官事務所の大久保です。

久しぶりの投稿となってしまいました。

 8月19日に登山道整備講習会を愛山渓で行いました。行事名は大雪山・山守隊の活動の趣旨に賛同して名をお借りして、「たまには山へ恩返し」としました。愛山渓三十三曲がりコースの階段工がずらっと並んだところが今回の講習会の場所で、参加者の多くはいつも山を歩いている登山者の方々でした。北海道山岳整備の岡﨑哲三さんに講師を依頼し、4班に別れ、導流工、段差処理工などを行いました。

 

 今回講習会を行った箇所の場合、登山者にとって歩きやすい道に整備していくことが、道脇の植生の保護につながります。登山者目線で試しに歩いたり、講師よりアドバイスを受けたりしながら補修を進めました。今度三十三曲がりを通る際には見てください。参加者みなさんのおかげでだいぶ歩きやすくなりました。今後も大雪山の自然に最小限のインパクトで登山を楽しめる道作りを関係団体や利用者のみなさんと協働でできたらいいなと思います。

 

私もみなさんと一緒に作業しながら勉強になることが盛りだくさんで、とてもいい1日でした。

参加してくれたみなさま本当に有り難うございました。

 

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