ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

北海道地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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支笏洞爺国立公園

55件の記事があります。

2020年12月25日空の広さを実感

支笏洞爺国立公園 當山真貴子

みなさん、こんにちは。支笏湖アクティブ・レンジャーの當山です。

 

さて、支笏湖商店街周辺の「電線の地中化」の工事が完了しましたので、その様子をご報告します。

電線が埋設されたことにより、今まで遮られていた景色が一気に開き「空はこんなにも広かったのか!」と実感しました。

 

今年の支笏湖園地は、電線の地中化を含めて、展望デッキの新設やアスファルト舗装、街路灯のLED化、側溝の整備などなど・・・大規模な整備の一年でした。

来年以降も一部の整備は続きますが、地元の方々や来訪者が快適に利用できるように取り組んでいきたいと思います。

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2020年12月23日身近に暮らす動物たち

支笏洞爺国立公園 當山真貴子

気温の低い日や雪の降る日が多くなり、一面銀世界となっている支笏湖。アパートの水道管が凍結してしまい、冬の洗礼を受けている當山です。

 

さて、環境省では今年9月に、利用者のみなさんが、より快適に滞在できるよう、支笏湖ビジターセンターの南側に展望デッキを整備しました。冬になって落葉が進んだことから、展望デッキからの景観を良くするために、危険木伐採に合わせて一部の木の伐採や枝払いを行いました。

危険木(きけんぼく)とは、基本的に枯れ木や腐った木等のことです。

倒木の恐れがあるため、定期的に専門業者と一緒に園地内の樹木の診断をする危険木調査を行い、未然に園地利用者への危険を防ぐ取り組みを実施しています。

作業の様子

 

その作業中に、業者さんから「伐採した木に巣穴があり、そこからエゾモモンガが出てきた」という連絡があり、現場に行ってみると・・・

※クリックすると大きくなります。

 

伐採した危険木の側面に巣穴を発見!

倒木する前に対応ができて良かったとホッとしつつ、エゾモモンガは、すでに別の木の巣穴に移動していたようで、姿を見ることはできませんでした。しかし、毛玉のような痕跡から彼らのぬくもりを感じました。

ビジターセンタースタッフの情報によると、巣穴は他にもたくさんあり、移動しながら暮らしているそうです。

お休みのところを邪魔してしまい申し訳ない気持ちもありましたが、人通りが多い身近な場所に、彼らが生息していることに感動しました(^^)

展望デッキからの眺望は、10月と比べ、風不死岳と支笏湖が綺麗に見られ、とても良くなりました。

単純に「綺麗だな~」と思うだけではなく、エゾモモンガや様々な野生動物たちが暮らしていることを思い浮かべてみてはいかがでしょうか。

私たちが気付いていないだけで、この周辺には多数の動物たちが暮らしており、彼らの存在を感じながら過ごしてみるのもオススメです(^^)

 ※展望デッキの利用について

  冬季期間中は閉鎖となっていますので、来年、是非ご利用ください☆

 

ちなみに、展望デッキの工事から完成までの様子を下記の支笏洞爺国立公園公式SNSで公開中です。ご興味のある方は、ご覧下さい♪

Instagramhttps://www.instagram.com/shikotsutoya_nationalpark/

Facebookhttps://www.facebook.com/ShikotsuToya/

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2020年12月17日アクティブ・レンジャー写真展in支笏湖~北の自然の舞台裏~開催中!

支笏洞爺国立公園 當山真貴子

こんにちは。支笏湖アクティブ・レンジャーの當山です。

 

さて、現在、12/2()より支笏湖ビジターセンターで「アクティブ・レンジャー写真展~北の自然の舞台裏~」を開催中です!

※開催期間:12/2()12/27()

 

本写真展では、国立公園や国指定鳥獣保護区、野生生物保護センターなどで、アクティブ・レンジャー達が、現地巡視や自然ふれあい活動、野生生物の保護活動など日頃の業務を通じて撮影した写真と業務を紹介するポスターを展示し、北海道各地の自然が持つ素晴らしさと環境保全活動について紹介しています。

 

写真展を通して、自然環境への関心と理解を深め、私たちの活動を知っていただけると幸いです。

 ※アンケートに回答するとオリジナルのしおりをプレゼント!

支笏洞爺国立公園公式SNSでも動画を配信していますので、是非、ご覧いただき、フォローもお願いします(*^^*)

 ☆Facebook:https://m.facebook.com/ShikotsuToya

 ☆Instagram:https://www.instagram.com/shikotsutoya_nationalpark/

 

また、令和3年1月に札幌駅前通地下歩行空間(チカホ)で開催を予定していたアクティブ・レンジャー写真展inチカホは、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、札幌第一合同庁舎1階に変更し、開催することとなりました。

オンラインでも写真を掲載していますので、こちらもどうぞご覧ください(*^^*)

 ※詳細はこちら↓↓

http://hokkaido.env.go.jp/pre_2020/post_135.html

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2020年11月13日11月ならではの観察会♪in支笏湖

支笏洞爺国立公園 當山真貴子

支笏湖周辺の山々に積もった真っ白な雪が美しいと感じる今日この頃。

毛布の膝掛けが手放せない當山です。

イチャンコッペ山からの眺め

 

さて、陽の光が暖かくお天気に恵まれた11/7()に「野鳥と冬芽の観察会」を開催しました。

※参加者:15名(40代~70代:11名、子ども:4名)

観察会が始まり、パークボランティアさんが地面に落ちていた「あるモノ」を拾い、上に向かって飛ばし始めました!

「あるモノ」の正体は、「アカイタヤ」でした。

アカイタヤとは、イタヤカエデの変種で山地に生える落葉樹です。

子供たちは、クルクルとブーメランのように落ちていくアカイタヤの種飛ばしに、喜んでいました(^^)

なかなか写真では伝わりにくいので・・・是非、皆さんも種を見つけた際は、飛ばしてみてはいかがでしょうか♪

 

他には、バナナに似ているカツラの冬芽や赤色のナナカマドの実、花のようなハナゴケ、トビ、アカゲラ等を観察することができました。

※写真をクリックすると大きくなります。

 

今回は、解説者4名で、二班に分けて実施しましたが、参加者の方々は野鳥や冬芽を観察しやすくなった今の時期ならではの支笏湖を楽しんでいました(^^)

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2020年11月10日環境月間の清掃!

支笏洞爺国立公園 當山真貴子

紅葉シーズンが終わり、ちらほらと雪が舞う季節となった支笏湖。早くスキーがしたくてたまらない當山です。

 

さて、先月(10/30)、6月から延期となっていた「環境月間の清掃」を開催しました。

開会式の様子

 

8月の「自然公園クリーンデー」と同様に、規模を縮小し、企業様・団体様・地域の皆様に少人数でのご協力を依頼したところ・・7団体約50名の方々が参加なさいました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました(^^)

 

今回の清掃場所は、「ポロピナイ」・「休暇村支笏湖付近の側溝(人数多め)」・「中モラップ」の計3カ所に設定し、清掃Start

 

 

「自然公園クリーンデー」のゴミの総重量は約52kgでしたが、今回はなんと134.1kg!

一番ゴミが多かった場所は「中モラップ」。

残念なことに、また新たに冷蔵庫(不法投棄)が道路沿いに捨てられていました・・・

そもそも、不法投棄とは、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)」に反して違法に廃棄物を投棄する行為で、罰則が設けられており、「誰も見てないから良いだろう」という訳にはいきません。

「どうかこれ以上、綺麗な支笏湖にゴミを捨てて欲しくない」と願わずにはいられませんでした。

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2020年10月23日定山渓で森あそび川あそびDAY

支笏洞爺国立公園 當山真貴子

みなさん、こんにちは。支笏湖アクティブ・レンジャーの當山です。

今年の7月と9月に、定山渓で自然観察会のイベントを開催しましたので、その時の様子をお伝えしたいと思います(^^)

(共催:一般社団法人定山渓観光協会、ガイド:NPO定山渓自然倶楽部)

 

2020.07.18

夏真っ盛りの定山渓で、仙人と言われている名物ガイドさんの案内で、シナノキの花やヤマグワの実、アオダイショウを観察したり、川で生き物探しをしました♪

(参加者:17名)

※クリックすると大きくなります。

 

2020.09.12

ひんやり涼しくなった定山渓で、花の形が「大」の文字のような「ダイモンジソウ」や赤色の「ガマズミ」の実を観察したり、川で石投げをして楽しみました♪

夏の時期に咲くはずの「ギンリョウソウ」も見られ、独特な佇まいに皆さん興味津々でした(^^)

(参加者:17名)

※クリックすると大きくなります。

 

また、9/17()に二見公園の管理(ササ刈りや流木撤去等)のお手伝いをしました。

ササ刈りをしたことで、今まで芽を出していなかった、「サイハイラン」が咲くようになったとのこと。定期的に公園を管理されている団体の皆さんに感謝しつつ、来年、満開のサイハイランの群落を想像しながら作業しました(^^)

 

定山渓は、温泉のイメージが強いですが、二見公園に一歩足を踏み入れてみると、可憐なお花や昆虫、魚などの生き物と出会える場所があります。

秋の定山渓(二見吊り橋)
 

人口約197万人が暮らしている札幌市。

その中心部を流れる豊平川の上流が定山渓の森の中にあり、「こんな場所があるなんて知らなかった」という参加者の笑顔を見て、私自身も新しい定山渓の魅力を堪能したひとときでした。

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2020年10月15日迫力満点!秋の七条大滝自然観察会

支笏洞爺国立公園 當山真貴子

木々の葉っぱが赤や黄色に色づき始め、紅葉シーズン到来中の支笏湖。

紅葉登山が好きな當山です。

 

さて、新型コロナウイルスの感染予防対策を徹底した上で、10/11()に千歳市役所さんとの共催行事「秋の七条大滝自然観察会」を開催しました。

※参加者:11名(大人:6名、子ども:5名)

 

8:30に千歳市役所に集合し、そこからマイクロバスに乗り、七条大滝へ!

七条大滝に続く林道を歩いていると、ひときわ目立つオレンジ色の実を発見!

「コウライテンナンショウ」という植物で、ヘビのマムシのようなまだら模様があることから、「マムシグサ」とも呼ばれています。高さ30cm1mの多年草で、雄株から雌株へ、または雌株から雄株へと性転換する植物として知られています。食べる人もいるそうですが、毒があるとのこと(汗)

 

他にも、赤色が特徴的な「ミヤマガマズミ」の実や潰すと胞子が飛ぶ「ホコリタケ」、白色の綿のような「トドノネオオワタムシ」を観察しました。

※クリックすると大きくなります。

 

そして、七条大滝に到着!参加者の皆さんは、迫力満点の七条大滝に魅入っていました(^^)

※滝壺へ下りる場合、階段は急で滑りやすいため、足下には充分に注意して下さい。

 

今回、3名のパークボランティアに解説をお願いしましたが、植物、歴史、補足の分野に分かれ、参加者の皆さんは、解説者の説明に耳を傾けながら、秋の七条大滝を楽しんでいました。

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2020年09月25日支笏湖ビジターセンター展望デッキOPEN!

支笏洞爺国立公園 當山真貴子

支笏湖アクティブ・レンジャーの當山から、みなさまにお知らせがあります!

 

この度、利用者のみなさんが、より快適に滞在できるよう、支笏湖ビジターセンターの南側に展望デッキを整備しました♪

外観

内観

 

20204月から工事が始まり、約5ヶ月の期間を経て完成することが来ました。

工事関係者の皆様、この場をお借りしまして、感謝申し上げます。

 

完成までの様子は、下記の支笏洞爺国立公園公式SNSにて公開する予定です。

ご興味のある方はご覧下さい♪

併せてフォローいただけると幸いです(^^)

Facebook→https://www.facebook.com/ShikotsuToya/

Instagram→https://www.instagram.com/shikotsutoya_nationalpark/

 

夏のシーズンは新緑、紅葉のシーズンは赤や黄色に色づいた木々などを見ることができます。静かに本を読むのも良し、友人やご家族と休憩するのも良しの場所で、オススメです。

色合いも綺麗で品があり、私自身、お気に入りの場所になりそうです☆

 

オープニングセレモニーの様子

9/25()に展望デッキのオープニングセレモニーも開催しました。

支笏湖の眺望を楽しみながら、是非、ご利用ください(^^)

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2020年08月28日草むら≠ゴミ箱

支笏洞爺国立公園 當山真貴子

みなさん、こんにちは。支笏湖アクティブ・レンジャーの當山です。

さて、先日(8/22)、新型コロナウイルスの感染予防対策として、規模を縮小し、「自然公園クリーンデー」を開催しました。

開会式の様子

 

大人数の団体様にはご参加を控えていただき、企業様・団体様・地域の皆様にご協力を依頼したところ・・・約50名の方々が参加なさいました。

ご協力いただいた皆様、ありがとうございました(^^)

 

今回の清掃分担場所は、「ポロピナイ」・「支笏湖園地(流木撤去・千歳川沿い)」・「休暇村支笏湖付近の側溝」・「中モラップ」・「モラップ」の計5カ所に設定し、いざ清掃へ!

 

※ゴミの総重量は、約52kg。

 

規模縮小のため、以前よりゴミの量は減りましたが、例年と同様の場所で、冷蔵庫や大量の本等の不法投棄が発見されました。

また、キャンプ場では、釣り竿やバーベキューで使用する網もあり、マナーの悪さを実感...

ほとんどのゴミが、人が見えない草むらに隠されており、「草むら=ゴミ箱」ではありません。

例年呼びかけていることですが、この周辺は、ヒグマも生息している場所です。

遊歩道やキャンプ場等でゴミ(食べ物)を捨てたり、放置しておくと、それに餌付いたヒグマが人間を「美味しい食べ物をくれる対象」と見なすことに繋がります。

ヒグマが人の食べ物の味を覚えて餌付いてしまうと、再びその食べ物を手に入れようと人間のエリアに近づくようになりますので、捨てないようにお願いします。

夏の綺麗な千歳川

 

注意喚起や巡視等、再発防止に向けた取り組みを考えることが重要だと、改めて痛感した一日となりました。

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2020年08月28日夏の動植物を観察♪in支笏湖

支笏洞爺国立公園 當山真貴子

お盆を過ぎても気温の高い日が続いている支笏湖。若干、バテ気味の當山です。

 

さて、新型コロナウイルスの感染予防対策を徹底した上で、8/2()に「夏の自然観察会」を開催しました。

※参加者:8名(40代~70代:6名、子ども:2名)

観察会の様子

 

参加者の皆さんと一緒に園地内を散策していると、突如、パークボランティアさんが嬉しそうな声で呼びかけてきました!

シマヘビの黒化型を発見!

 

シマヘビとは、全長80200㎝で、北海道・本州・四国・九州等に分布しており、背中の4本の縦縞が特徴的です。体色や色彩には変異が大きく、縦縞のない個体や色のない個体もいるそうです。哺乳類や鳥類、爬虫類等を餌とし、小さいものは巻き付かずそのまま飲み込むことが多いとのこと。

「黒化型(こっかがた)」という全身が真っ黒なシマヘビを発見し、積極的に触る子どもたちを見て、好奇心旺盛な子どもたちに驚かされました(^^)

 

※クリックすると大きくなります。

 

他にも、赤色のヘビイチゴや淡い紫色のウツボグサ、エゾハルゼミの抜け殻やサッポロマイマイ等を観察することができました。

 

今回は、解説者3名で、植物・歴史・昆虫担当等に分かれ、それぞれ連携しながら説明し、参加者の皆さんは、支笏湖の夏を満喫なさっていました(^^)

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