ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

北海道地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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苫小牧

66件の記事があります。

2019年03月15日瀕死のオジロワシを搬送しました

苫小牧 平 尚恵

皆さん、こんにちは。

冬になると北海道各地で、極東ロシアから越冬のために渡ってきたオオワシやオジロワシを観察することができます。

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流氷に舞うオジロワシ

(羅臼自然保護官事務所)

そんななか、道央でオジロワシを収容しました。

保護してくださっている方から連絡をいただき現地に到着したときには、すでにオジロワシの衰弱が激しく、目をかろうじて開けていられるくらいの状態でした。通常なら人が触れようとすると威嚇して暴れるのですが、この個体は全く抵抗することがなく、呼吸が弱く目を力なく瞬くだけでした。

さらに、オジロワシ特有の白い尾羽に緑色の便が付着していることに気付き、私の不安は一気に増しました。うつろな目、緑色の便、これは十分に鉛中毒の際にみられる症状を現していたからです。

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尾羽に付着した緑便

交通事故などで骨折した状態で保護されたオジロワシでも、移送ケージに移すときなど暴れて力一杯に抵抗するのですが、今回の個体は本当に気力も体力も突きかけているといった様子でした。

個体の体力を少しでも保つために車内をなるべく暖かく保ち、獣医さんとの待ち合わせ場所に向かいました。

駐車場で待っていてくれた獣医さんの車は大きなバンで、車内には診察台が備えられており大抵の処置ができるように設備が整っています。保護状況の説明を聞いた獣医さんが、急いで採血を行い血中の鉛濃度を計測すると、計測できないほど高いレベルでした。普通なら、数値ででるのですが写真のとおりHighと表示され、測定可能な範囲を振り切ってしまっていました。

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血中鉛濃度の計測機器

獣医さんが、オジロワシの両足に補液、ビタミン剤を注射し、鉛を吸着して体外に排出するためのキレート剤を翼角の静脈に注射しました。

酸素が出ている保育器のなかに個体を寝かせ、ここからは獣医さんが釧路湿原野生生物保護センターまで搬送します。私は、この個体の無事を願いながら、未だに無くならない鉛による猛禽類の被害に憤りを感じなら事務所へ戻りました。

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力の無い目をしたオジロワシ   

今回のオジロワシがどのようにして鉛を体内に取り込んだのかはっきりしたことはわかりませんが、1つの可能性として、エゾシカ猟の際に使用された鉛弾を受けて死んだシカを、オジロワシが食べるときに謝って鉛弾の破片も一緒に誤飲したことが考えられます。※鉛弾は使用、所持が禁止されています。

鉛弾で捕殺したシカを適切に処理せずに林内に放置した場合、そのシカの死体はワシを含む野生動物に食べられます。自然界において獲物を奪い合う場合、力のある個体から順に獲物にありつくことができます。つまり、本来生存能力が高く子孫を多く残すであろう個体から、鉛散弾の被害に遭ってしまうのです。

今回のオジロワシも立派に頭部が白くなった、成熟した固体でした。

人の生活に起因する野生動物の死は様々な原因があります。例えば、交通事故、建物や風車への衝突、生息地の破壊など私たちの生活とは切り離せない理由が大半です。ただ、この鉛中毒に関しては鉛を自然界に出さないという、ただそれだけのことで防ぐことができる死因なのです。

遙か極東ロシアからはるばる渡ってきたワシたちが、安心して冬を過ごすことの出来る北海道でありたいと、そう強く願っています。

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保育器に入って釧路へ向かう

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2019年02月07日雪の滑り台が登場!!

苫小牧 北海道地方環境事務所

皆さん、こんにちは。

ウトナイ湖担当の平です。

今年の札幌はとても雪が少ないのですが、ここ数日は気温も下がりパウダースノーが降り積もっています。

札幌の大通公園では雪祭りも開催されており、沢山の観光客の方が北海道らしい雪を満喫されているのではないでしょうか。

さて、22日は世界湿地の日という湿原の記念日なのですが(詳しくは、こちら)、この日に合わせて2月中、ウトナイ湖でも色々なイベントを行っています。

23日(日)は、結城保護官と私が解説をしながら、ウトナイ湖の湖岸や林をスノーシューで探検しました。当日は天気もよく、18名の方に参加いただきました。雪の上に残った生き物の足跡を観察したり、湖面の氷上に止まっているオオワシやオオハクチョウ、ゆったりと飛んでいるオジロワシなどの生き物を観察したりしました。

湿原は私たち人間を含め、様々な生き物の生活の場です。

残り少ない最後のオアシスを皆で大切にしていこうじゃありませんか。

結城さん解説

イベントの様子:結城保護官が雪の上に残る生き物の足跡を解説

イベントの様子:上空を飛ぶオジロワシを発見!!

イベントの様子:上空を滑空するオジロワシ。氷の上にはオオワシも。

イベントの様子:ウトナイ湖の上でハイチーズ

※環境省のイベントで安全管理を行った上で、特別に湖面を歩きました。

許可が無い限り、危険ですので氷の上には絶対に上がらないで下さい。

また、2月中の毎週土日は、日本野鳥の会レンジャーの解説を聞きながら野鳥観察が出来る、冬のミニツアーが開催されていますので是非お越し下さい。

☆イベントの詳細はこちら

今回のイベントに合わせて、センター横に雪でミニ滑り台を作りました!!

苫小牧市は雪があまり降らないので、除雪機で雪をかき集め、水を掛けながら雪を固めて作りました。雪不足でジャンプ台の設置は断念・・・。しかし、途中から90度のカーブを付け、中々楽しい仕上がりになりました。

センター森の休憩室側の出入り口に、ペレットの空き袋で作ったソリも置いてありますので、いつでもご自由に遊んで頂けますよ。


結城保護官(福岡県代表)も滑ってみましたが、途中のカーブで一回転

野鳥の会の和歌月レンジャー(東京都代表)もくるりと反転

もしや、真っ直ぐ滑る技術は道産子だけの特技??センターの道産子たちは勢いよく下まで滑りきることが出来ました。(笑)

翌日はエゾリスも訪れたそうです。

気に入ってくれたのかな?

 

日本野鳥の会:和歌月レンジャー提供

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2018年11月22日秋のウトナイ湖で、シマフクロウを学ぼう 完

苫小牧 平 尚恵

皆さん、こんにちは。

今日は11月11日に開催したセミナーについてご報告します。

なんと、当日は59名もの方々にご参加いただきました!!

正直、驚いています。こんなに大勢の方が一度にレクチャールームに入れたことに。(笑)

冒頭は当所の太田課長補佐が「シマフクロウ保護増殖事業の歩み」と題して、1990年には100羽以下まで生息数が減ったシマフクロウを、研究者の方々や行政が絶滅を危惧し開始した、保護活動の歴史についてお話しました。続いて、シマフクロウ環境研究会代表の竹中氏に、シマフクロウの棲む森で今何が起きているのかについて、データに基づいた科学的なお話をしていただきました。

アンケート結果をみていただくと当日の様子がよく分かるので、いくつかご紹介します。

【アンケート結果より】

○保全事業には、環境省や専門家が頑張るだけではなく、様々な機関との連携が必要

なことが分かった。

○私の住む地域でも近い将来見ることができるだろう、というのが印象に残りまし

た。

○ 繁殖には餌が重要で、その餌を守るために河川や森林の環境整備をしなくて

はいけないということが、とてもストンと理解できました。

○ シマフクロウの住む10km圏内に豊かな自然が広がり他の動物も暮らしやすい

こと、最終目的は生息環境の保全で、ただ数を増やせば良いという簡単な問題ではな

いことが分かった。

○ このようなセミナーを聴かせていただくのは初めてで、何もかもがとても新鮮で

した。剥製に触って、より分かりやすかった。

 

他にも紹介しきれないほど、沢山のコメントをいただきました。

皆さんの真剣な眼差しや、剥製を触ったときの驚きの表情、次から次に飛び出す質問の嵐に皆さんの関心の高さが伺えました。剥製も大好評で、休憩時間やセミナー終了後にも部分標本の羽を手に取ったり、ツーショットで記念撮影をしたりされていました。写真で見るよりも大きな体と、寒い地域に適応した形態などシマフクロウの特徴を知っていただくことが出来たようです。剥製となっている子は、残念ながら事故で死亡した個体を活用しています。イベント後はヘアスタイルがボサボサになってしまうのですが、毛繕いをして指にクリームを塗り、美容にはしっかりと気を遣っていますよ。(笑)

シマフクロウの羽とツーショットシマフクロウ剥製

↑シマフクロウの羽標本と一緒に

大人が持っても片羽だけでこの大きさです。

←シマフクロウの剥製

このシマシマ模様が名前の由来。ではなく、北海道=島 

島に住んでいるフクロウでシマフクロウです。

 

シマフクロウは絶滅が危ぶまれる種の中でも、その数を順調に増やし、保全活動への協力者も多く居る、希望の光と言える種だと思います。

アイヌの方には「コタンコロカムイ:村の守り神」とされているシマフクロウですが、皆さんの街を守りに来てくれるには、もう少し時間が掛かりそうです。

これから数が増えるにつれて、交通事故などの人間活動に由来する事故、ごく一部のカメラマンによる行き過ぎた撮影行為など、まだまだ心配の種は尽きません。

皆さんが直接、河川や森の環境改善に手を加えることは難しいですが、シマフクロウと正しく付き合っていくことは誰にでもできます。

例えば、皆さんがシマフクロウの写真を目にしたとき、一瞬だけ疑問を持っていただけないでしょうか。

例えば、ヒナの写真はどのようにして撮影されたのか。巣の真下から、あるいは巣穴まで登り、威嚇するヒナを撮影したのではないだろうか。その行為を、餌をくわえた親鳥が警戒し、近づけずに遠くから見ていたのではないだろうか。

環境省では理由が無い限り、個人の方にはシマフクロウの写真を提供していません。

もし、あなたが行政や研究者以外の方が撮影したシマフクロウの写真を目にしたとき、その写真は必ずしもシマフクロウの生態に配慮した写真ではないかもしれません。

      標識調査中、遠くから注視する親鳥    

      標識を着けられたヒナ

皆さんの正しい理解が、これからどんどん人目に付くであろうシマフクロウが、安心して子育てすることのできる環境を守ることに繋がります。

そして、シマフクロウの保護活動には環境省だけではなく、森を守る林野庁、川を守る開発局、その地域を一番理解している住民の方々の協力が不可欠です。垣根のない保全の環が一つに繋がったとき、この札幌の街にもシマフクロウの声が届くかもしれません。

いつか、窓のむこうから「ぼーぼー、う゛ー」って聞こえる日が来るのかな~。

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2018年11月02日秋のウトナイ湖で、シマフクロウを学ぼう

苫小牧 平 尚恵

こんにちは。

ウトナイ湖担当の平です。

 

今朝、我が家から見える手稲山(札幌市)が真っ白になっていていました!!それでも麓の方は綺麗に紅葉した葉がまだ残っていたので、秋と冬の両方の景色を同時に観ることができる北海道はやっぱり良いところだなーと感じた朝でした。

 

さて、11月11日(日)はポッキーの日ですが、ウトナイ湖野生鳥獣保護センターではシマフクロウのセミナーを開催いたします。毎年テーマを変えて行っているこのセミナーですが、今回はシマフクロウの研究者である竹中氏を講師にお迎えし、シマフクロウを語り尽くしていただく予定です。

一年のうち半分以上をシマフクロウの棲む森で過ごす竹中氏が語るシマフクロウの真の姿とは・・・!?

シマフクロウ一家を育んでいる豊かな森の真実とは? 

  

会場にはシマフクロウの剥製や羽、橈骨標本なども用意します。標本はお手にとって触っていただけますので、その大きさやフワフワの羽毛など、感触を楽しんでいただけると嬉しいです。

当日お会いできることを楽しみにしております。

------詳細-------

日時:11月11日(日)10時~12時

場所:苫小牧市、ウトナイ湖野生鳥獣保護センター レクチャールーム

問合せ:0144-58-2231

申し込み:事前申し込みをお願いしていますが、当日参加も可能です。

-----シマフクロウ-------

日本には北海道にのみ生息している、世界最大級のフクロウで夜行性、魚をメインに食べるが、両生類や小型ほ乳類も捕食する。

生息環境の悪化に伴い個体数が減少したため、1985年に国が保護事業を開始、現在は少しずつ個体数が増えてきている。

ポスター.pdf

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2018年08月06日夏休み!!子供スペシャルイベントを開催しました (第二章)

苫小牧 平 尚恵

皆さん、こんにちは。

ウトナイ湖担当の平です。

それでは、子供スペシャル第二章です。

ゴミ拾いの次は、野生動物の治療室を見学しました。

ウトナイ湖野生鳥獣保護センターには傷ついた生き物を治療するための治療室があり、野生動物の獣医さんと救護員さんがいます。センターには毎年、100個体以上もの野鳥や小型ほ乳類が運び込まれるのですが、その中には私たちが野外に不用意に捨ててしまったゴミが原因で起こった症例もありました。

ウミネコの足に釣り針

 

子供たちは治療室と飛翔訓練を行うリハビリケージを見学し、救護員さんから実際に鳥の体に刺さっていた釣り針や、足に絡まっていた釣り糸を見せていただき説明を受けました。

 

治療室1

 

 

   

  

イベントの最後には、ウッドデッキのペンキ塗りを行いました。

皆さんが野鳥観察のベース基地として、快適にセンターを利用できるように施設のメンテナンスをすることも私たちの重要な仕事です。

夏の間はウッドデッキへの出入口も開放していますので、子供たちが塗ってくれたウッドデッキでお昼ご飯を食べ、お昼寝や読書をしてみてはいかがでしょうか。

  

ペンキ塗り1ペンキ塗り2

  

 

ペンキ塗り3

     

  

  

最後にみんなで集合写真を撮りました。

みんな、暑い中のお仕事お疲れ様でした!!

最後に集合写真

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2018年07月30日夏休み!!子供スペシャルイベントを開催しました (第一章)

苫小牧 平 尚恵

皆さん、こんにちは。

ウトナイ湖担当の平です。

北海道らしく晴れの日が続いていますが、皆さんはどのようにお過ごしでしょうか。今日は7月29日(日)にウトナイ湖で行ったイベント、"子供スペシャル"についてご報告します。

このイベントは毎年夏に、ウトナイ湖での仕事体験をとおして、子供達に生き物との共生について考えてもらうために開催しています。

今年はゴミ拾いと野生動物の治療室の見学、ウッドデッキのペンキ塗りを行いました。

ゴミは世界各国でその処分方法が問題となっています。

特に野外に投棄されたゴミは最終的に海に集約されます。ゴミが海流に運ばれることで、時には遠く海外の砂浜で日本語のラベルが付いたゴミが発見されることもあるそうです。

また、プラスチック製品のゴミは紫外線と波で細かく砕かれ、マイクロプラスチックと呼ばれる5mm以下の小さな粒となって大洋を漂うことになります。

小さくなったプラスチックの粒は、動物プランクトンや小魚がエサと間違って飲み込んでしまうこともあるそうです。最近の日本近海の環境調査でも小魚の胃内容物からマイクロプラスチックが発見され、それを食べる私たちの健康への影響についても問題となっています。

この大きな問題の一端でも知って貰おうと、3年前からゴミ拾いを続けています。

そんなわけで、先ずは全員でウトナイ湖畔と道の駅に出発です!!

 

ゴミ拾い1ゴミ拾い2

 

 

   

子供達はどんな小さなゴミも逃しません!!

何をみんなで覗いているかというと・・・。

木のゴミ1木のゴミ2

  

  

なんと、木の洞(くぼみ)にタバコの吸い殻が捨てられていました!!

トングが入らないので、枝でかき出して取ります。

 木のゴミ3

   

湖畔で拾ったゴミの中には、野生動物に悪影響を与える物も多くありました。

ビニール袋や小さなプラスチックゴミは動物が間違って飲み込んでしまうこともあります。

過去には釣り針が足に刺さったウミネコが、センターに運び込まれたこともります。

この日、子供達はとても楽しそうに、元気いっぱいゴミ拾いをしてくれました。

でも、木のくぼみのタバコを見つけたとき、草むらのペットボトルを見つけたとき、子供達の口からは「なんでこんな所にゴミを捨てるんだー!!」という言葉が何度も聞こえてきました。

これらのゴミの多くは、大人が捨てた物です。

子供達の見本となるべき私たち大人が捨てたゴミを、子供達が額に汗をいっぱいにかきながら拾ってくれています。

こんな状況を笑って見ていることなんて出来ません!!

心の中では情けなくて、涙が出てました。

どんな時でも胸を張って人前に立てる人間でありたいな。

そうなれるよう日々精進だ!!と強く誓った熱い真夏のゴミ拾いでした。

長くなるので、イベントの後半はまた来週お届けいたします。

それでは、熱中症に気をつけて短い夏を楽しんでください。

おまけ 今のウトナイ湖

声が聞ける鳥

シジュウカラ・ウグイス・センダイムシクイ・カワラヒワ

見られる花

ホザキシモツケ・ノコギリソウ

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2018年06月22日ウトナイ湖でボランティア活動

苫小牧 平 尚恵

皆さん、こんにちは。

ウトナイ湖担当の平です。

今日は、環境月間に合わせて6月8日に一緒に作業させていただいた、札幌市内の建設会社さんのボランティア活動についてご報告します。

当日はあいにくの曇りでしたが、野外作業には暑すぎず寒すぎずのちょうど良い天気でした。

まずは皆さんで、ハイ、チーズ。やる気満々です。

勇建設 集合写真

 

今年で4年目となるこの活動は、今では会社の年中行事として行ってくださっているもので、昨年は外来植物の抜き取りや看板清掃、漁師さんの船着き場横にあるベンチの修理などを行っていただきました。

今年は散策路の草刈、外来植物の刈り払い、朽ちたネットの撤去を行っていただいたのでその様子を写真と一緒にご覧下さい。

 

作業はA・B・C・Dの4チーム編成で、ABチームは日本野鳥の会さんのネイチャーセンター側を担当、CDチームはウトナイ湖のセンター側を担当です。

私はCDチームと一緒に、ギンドロ(外来種:ウラジロハコヤナギ Populus alba L.)の刈り払いと抜き取り、道の駅湖畔の草下に埋もれたネットの除去作業を行いました。

作業風景1

あづまや周辺はギンドロが勢力を拡大しているので、小さな幼木も見逃さずに抜き取ります。

  

作業風景3

我がチームのリーダさん。手慣れていますね~。

 

ダニ対策のゴム手袋

マダニ対策のカラフルゴム手隊

 

皆さん普段は部署が別々とのこと、総務、営業、工事現場など様々な方にお集まりいただきました。普段はデスクワークをされている方もいらっしゃいましたが、大粒の汗をかきながら、もの凄いスピードで作業をされていました。

チームリーダーさんのかけ声で手際よく作業を分担し、8年間草の下に埋もれていたネットはすべて綺麗に撤去することが出来ました。

 

完了時集合写真

 

皆さんとても素敵な笑顔で作業していただきました。

本当にありがとうございました。お休みの日にはご自分で作業された散策路を歩きに、是非またウトナイ湖へお越し下さい。

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2018年02月02日世界湿地の日にウトナイ湖でクラフト体験

苫小牧 平 尚恵

湖面がほぼ全面凍り付いているウトナイ湖です。

湖面の切れ間にはオオワシやオジロワシの姿も観察できますよ。

湖面のオオワシ

 

さて毎年、ウトナイ湖野生鳥獣保護センターでは、湿地の日を記念してイベントを開催しています。

今年は、23日(土)ウトナイ湖で集めた自然の素材を利用して、クラフト製作を行います。

随時、自由にご参加いただけますので、是非お越し下さい。

他にも、日本野鳥の会のレンジャーと野鳥を観察するミニツアーや、館内クイズラリーも行っていますので、詳しくはこちらをクリック!!

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世界湿地の日とは、1971年22日にイランのラムサールという街で締結された「ラムサール条約」を記念して、毎年2月2日を「世界湿地の日 World Wetlands Day (WWD)」とした記念日です。ラムサール条約の目的である、湿地の恩恵や価値に目を向け、その維持と賢明な利用を達成するため、世界中で啓発イベントが行われています。

今年のテーマは「都市の湿地」、まさに苫小牧市という工業都市に残るオアシス、ウトナイ湖のことですね。

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おまけ

先日、東京に行った飛行機の中からウトナイ湖が見えました。

雪に被われた真っ白な湖面、そこに墨を無造作に落としたような様子はまるで水墨画で、

白と黒だけの世界に日本美を感じずにはいられませんでした。

       水墨画のウトナイ湖雪の中の美々川

         

 

 

 

すみません、芸術には疎いのですが、かっこいい事を言ってみたくて・・・。

うねうねと曲がりくねっているのが美々川(写真左)で、ウトナイ湖(写真右)まで注ぎ込んでいます。

本当はカモやワシの姿もあるはずなのですが、さすがに見えませんね。

おまけ2

宮島沼(美唄市)はすっかり雪の中。

晴れの日の宮島沼雪原

 雪の結晶雪の宮島沼

 

 

 

ちょうど晴れ間に沼をスノーシューで歩いていると、日差しが雪の結晶に反射してキラキラ光っていました。

思わず、バフッと行っちゃいますよね。

 

 hitogata

真冬の宮島沼は晴れた日は本当に爽快で、遠くに風の音が聞こえ、厳冬の中でも力強く生きている

カラ類の声が耳に心地よく、とても豊かな時間を過ごしているように感じます。

スノーシューは数が少ないですが貸出しもしています。

118日(日)には、宮島沼をスノーシューで散策するイベントもあるので、こちらも是非ご参加ください。

☆☆美味しいサンドイッチ←もあるそうな☆☆

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2017年10月26日アクティブレンジャー写真展開催中!

苫小牧 平 尚恵

101日(日)より、ウトナイ湖野生鳥獣保護センター、北海道海鳥センター(羽幌町)、層雲峡ビジターセンター(上川町)でアクティブレンジャー写真展を開催しています。

写真展のスケジュールなど、詳しくはこちらをご覧下さい。

写真展用の写真は、それぞれのアクティブレンジャーが仕事中に撮影した渾身の一枚を選んでいるのですが、私は野生生物課に所属していることもあり、シマフクロウとタンチョウの写真を出展しています。

さらに、ウトナイ湖野生鳥獣保護センターでは特別展としてシマフクロウの巣箱と保護活動についての解説ポスターも一緒に展示しています。

想像をはるかに超える大きな巣箱ですので、是非ともみなさんにご覧いただき、世界最大級と言われるシマフクロウの大きさを実感していただければ嬉しいです。

AR写真展の設置の様子とシマフクロウの巣箱写真の設置を手伝ってくれたセンターの方と一緒に

~おまけ~

現在、写真展は羽幌町にある北海道海鳥センターでも開催しています。

そこで、羽幌自然保護官事務所で希少種保護増殖等専門員として働いている、岩原さんからメッセージをいただきましたので紹介します。

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羽幌は吹く風も冷たくなり、冬の気配が感じられるようになってきました。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

私は、北海道海鳥センターというところで働いており、天売島のウミガラスを始めとする海鳥を中心に調査や保護活動を行っています。

道内の各地域の現場で働くアクティブレンジャーが撮影した、北海道の魅力がギュッと詰まっている写真展となっています。

写真展は北海道各地で順次開催予定ですが、道北エリアでの開催は最後となっています!

北海道海鳥センターにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

AR写真展の様子 北海道海鳥センター

北海道海鳥センターでの開催の様子

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各地のアクティブレンジャーの紹介【 1.39MB】.pdf

 

どちらのセンターでも、アンケートにお答えいただいた方には、写真展専用のポストカードをプレゼントしていますので、お好きな一枚をお選びください。

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2017年10月04日少し遠出をして、大雪山高原温泉・沼めぐりコースへ

苫小牧 平 尚恵

みなさん、こんにちは

今日は湖のお話しではなく、沼のお話しです。

大差ないですね。笑

今回は、大雪山高原温泉・沼めぐりコース、ヒグマ情報センターへ行ってきました。

今回の狙いは、過酷な冬を何度も乗り越えてきたヒグマ情報センターの補修工事をどのように行うかなど、施設の現状を確認することです。

また、ヒグマの生息地である沼巡りコースの登山利用の状況を確認することでした。

早朝から沼巡りコースを実際に歩いて来ましたので、紅葉の写真も交えてご報告します。

このコースは元は一周する事ができたのですが、平成28年の台風の影響により、空沼(からぬま)から先は通行止めとなっています。そのため、同じ道を行って戻ってくることになります。

※写真をクリックすると鮮明な画質でご覧いただけます。

 

大雪山高原沼 紅葉

 

  1. はじめに

    ヒグマと遭遇しないためのレクチャーを受けます。

    ここで一つ‼

    海外の方には高原沼はヒグマを見られるスポットとして、評判になっているそうです。

    ヒグマを見てみたいという気持ちは、とても良く分かります。(私はヒグマに抱き付いてみたいです。)ただ、こちらの思いがヒグマと両思いとは限りません。

    北海道ではヒグマに出会わないように万全の対策をして、ヒグマのご迷惑にならぬよう、ヒグマのおうちにお邪魔していることを忘れないでください。

    決して、ヒグマは皆さんに会いたいなどとは、思っていません。

    永遠の片思いは心の中にしまっておきましょう。

    大雪山高原沼 紅葉

  2. さっそく沢や沼が次々と出現!!

    今年の紅葉は色づくのが早く、少し終わりかけでしたが、それでもとても綺麗な赤、黄、オレンジ、緑の葉が風に揺れていました。

    ここでも一つ!!

    このコース、靴が泥だらけになります。

    私たちは長靴で歩きましたが、すれ違う方の中にはスニーカーの方もいらっしゃいました。センターには長靴のレンタルもありますので、足回りはしっかり準備してから出発しましょう。

  3. 大雪山高原沼巡りコース紅葉写真1

  4. 大久保アクティブレンジャーを発見!!

    高原沼にパトロール隊員として派遣された、上川自然保護官事務所の大久保アクティブレンジャーを発見です。コースの主要箇所には、ボランティアさんやセンターの職員、環境省職員が立っていて、コースの適切な利用のために、パトロールや案内をして下さっています。

    大久保さんと一緒に軽食を取りながら、利用マナーの管理の難しさなどについて話を聞きました。

    大雪山高原沼巡りコース紅葉

    最後に一つ!!

    コース内では決められた場所でしか食事ができません。また、ガスバーナーの使用も禁止です。

    ヒグマは鼻が良いので、食べ物の臭いで誘引され、人間との望まない接触を生む可能性があります。山では人間の食べ物やトイレの痕跡を残さないようにお願いします。

    大雪山高原沼巡りコース紅葉3

    大雪山高原温泉沼巡りコース

    美しい紅葉に後ろ髪を引かれつつ、出発してから約4時間でセンターに戻ってきました。

    むかいにある温泉で汗を流したいところでしたが、センターの職員さんと施設の補修方法について打合せを行いました。

    過酷な自然環境に建っているセンターには、ほころびがあちらこちらに。

    少しずつ綺麗にしていきますので、皆さんにも愛着を持って見守っていただけると嬉しいです。

それでは、センターは来年の登山シーズンまで冬眠に入りますので、また来年お会いしましょう。

おやすみなさい。

大雪山高原沼 ヒグマ情報センター

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