アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
オニクワガタ
2007年08月27日
釧路湿原
温根内ビジターセンターの休館日対応に行ってきました。
以前にこのアクティブレンジャー日記で紹介していますように(06/7/20 磯野AR)、7月中旬から8月末まで(概ね本州の夏休み期間)、温根内VC・塘路湖エコミュージアムセンターを無休で開館しています。
その対応で週一回ずつ、アクティブレンジャーとボランティアレンジャーが各センターを開館しています。
さすがに本州ではまだまだ夏休み中とあって、たくさんの観光バスがたくさんのお客さんを運んできました。時折、センター内が人でごった返すこともあります。
昼頃に来られたお客さんは、木道の奥(高層湿原)でタンチョウを観たと教えてくれました。センターで借りた双眼鏡が大活躍だったようです。
そんな中、珍客もありました。
オニクワガタです。
体長2.5cmと小型ですが、これでオスです。
よく見ると意外と立派なアゴを持っています。
僕は長野で生まれ育ったので、夏休みは毎日カブトムシやクワガタを採りに行きました。
ラジオ体操を終えてから。夕食後の暗くなってから。
一日二回、近所の友達と共に自分達で見付けた秘密の場所へ通っていました。他の人が採りに来ることのない、まさに秘密の場所。知っているのは見付けた僕達の仲間数人だけ。
レジャーシートと、夜は懐中電灯を持って集合し、自転車で向かいました。木の下にレジャーシートを敷き、思いっきり木を蹴って揺らすと、ボトッボトッと音を立てて、シートの上にたくさんのカブトムシ、クワガタが落ちてきました。
懐かしい思い出です。
話が逸れましたが、当時は見たことが無いばかりか、その存在すら知らなかったオニクワガタ。
初めて見付けたのは、昨夏でした。
調べてみると、全国に分布しているようです。
樹液に集まらないらしく、それ故、僕らのような採集方法では捕まらなかったのかもしれません。
灯火に集まり、朽ち木などで見られる種類で、あまり生きた樹木では見られないようですが、今回は撮影のために樹木に掴まってもらいました(不勉強でした・・・)。
撮影の後は、もちろん元の場所に戻しておきました。
※温根内木道を訪れる方へ一言アドバイス
木道をまわる前に、センターに寄っていきましょう!!
今咲いている花情報、タンチョウやシマリス、シマヘビなどの目撃場所などが、自然伝言板や職員から得られます。
また、双眼鏡を貸し出ししている他、木道の地図もあります。
もっと詳しく知りたい方には、温根内木道のガイドブックも販売しています。
ビジターセンターで準備を整えてから、短い夏の終わりを惜しむように賑わう木道へ出発しましょう。
以前にこのアクティブレンジャー日記で紹介していますように(06/7/20 磯野AR)、7月中旬から8月末まで(概ね本州の夏休み期間)、温根内VC・塘路湖エコミュージアムセンターを無休で開館しています。
その対応で週一回ずつ、アクティブレンジャーとボランティアレンジャーが各センターを開館しています。
さすがに本州ではまだまだ夏休み中とあって、たくさんの観光バスがたくさんのお客さんを運んできました。時折、センター内が人でごった返すこともあります。
昼頃に来られたお客さんは、木道の奥(高層湿原)でタンチョウを観たと教えてくれました。センターで借りた双眼鏡が大活躍だったようです。
そんな中、珍客もありました。
オニクワガタです。
体長2.5cmと小型ですが、これでオスです。
よく見ると意外と立派なアゴを持っています。
僕は長野で生まれ育ったので、夏休みは毎日カブトムシやクワガタを採りに行きました。
ラジオ体操を終えてから。夕食後の暗くなってから。
一日二回、近所の友達と共に自分達で見付けた秘密の場所へ通っていました。他の人が採りに来ることのない、まさに秘密の場所。知っているのは見付けた僕達の仲間数人だけ。
レジャーシートと、夜は懐中電灯を持って集合し、自転車で向かいました。木の下にレジャーシートを敷き、思いっきり木を蹴って揺らすと、ボトッボトッと音を立てて、シートの上にたくさんのカブトムシ、クワガタが落ちてきました。
懐かしい思い出です。
話が逸れましたが、当時は見たことが無いばかりか、その存在すら知らなかったオニクワガタ。
初めて見付けたのは、昨夏でした。
調べてみると、全国に分布しているようです。
樹液に集まらないらしく、それ故、僕らのような採集方法では捕まらなかったのかもしれません。
灯火に集まり、朽ち木などで見られる種類で、あまり生きた樹木では見られないようですが、今回は撮影のために樹木に掴まってもらいました(不勉強でした・・・)。
撮影の後は、もちろん元の場所に戻しておきました。
※温根内木道を訪れる方へ一言アドバイス
木道をまわる前に、センターに寄っていきましょう!!
今咲いている花情報、タンチョウやシマリス、シマヘビなどの目撃場所などが、自然伝言板や職員から得られます。
また、双眼鏡を貸し出ししている他、木道の地図もあります。
もっと詳しく知りたい方には、温根内木道のガイドブックも販売しています。
ビジターセンターで準備を整えてから、短い夏の終わりを惜しむように賑わう木道へ出発しましょう。