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北海道地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

クリーンタッチ

2007年10月05日
川湯
こんにちは。川湯ARの五月女です。
ここ最近になって朝がずいぶんと冷えるようになりました。

そんな、ますます秋らしくなってきた9月27日にクリーンタッチという地域活動が行われました。
クリーンタッチとは、今年で2年目の活動で、川湯小学校や川湯中学校、弟子屈高校(川湯近辺在住)の生徒が一斉に川湯市街地内のゴミ拾いをする行事です。高校生をリーダーとしたいくつかの班に別れ、班ごとに清掃分担場所を決めて行いました。また、弟子屈町役場の方々や北海道教育大学釧路キャンパスの学生さん方も参加して下さいました。

今回私は、川湯温泉駅周辺の清掃を担当させて頂きました。
川湯温泉駅周辺では、空き缶やビン類、菓子袋、ティッシュ、プラスチック類、ビニール袋、電池、コンビニの袋ごと捨てられたゴミなど、生活に関わるものが数多く見られました。
中でも最も多く見られたものが何だか分かるでしょうか?


それは…煙草のポイ捨てです。
煙草そのものだけでなく、煙草の入っていたケースも多く見られました。
駅前などは灰皿が置いてあるにもかかわらず、捨てられているという非常に残念なこともありました。
心ない大人が煙草の吸い殻を捨て、それを子供達が拾う。このような状況をあなたはどう思いますか?
国立公園内に限らず、どの場所においてもマナーは守ってもらいたいものですね。

今回の清掃ではどの班も、ゴミ袋をいっぱいにして戻ってきました。またビデオデッキなどの大きなゴミを拾ってきているところもありました。

参加者みんなの力で、短時間に多くのゴミを拾うことが出来たのは本当に素晴らしいことなのですが、ゴミを拾う必要のない町になるように、観光客の方々や、地域住民の方々一人一人の意識が高まっていってほしいと思います。




本当に小さなゴミも見逃さずに拾う子もいました。

子供達は終始元気よく、我先にとゴミを拾っており、その意識の高さとゴミ拾いの楽しさを見いだす力に感心させられました。負けてはいられないですね。
参加者の皆さん本当にお疲れ様でした。そして高校生の方々、リーダーご苦労様でした。