アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
3度目のオンネトースキーハイキング
2008年02月18日
阿寒湖
2月10日(日)晴れ。
今年もまたオンネトースキーハイキングに参加してきました。オンネトー周辺の森の中を巡るこのコースが私は大のお気に入りで、すっかりとりこになって早3年。一昨年から今年で3度目の参加です。田中ご夫妻(自然公園財団阿寒湖支部)と一緒に、スキー、防寒着などの冬装備を車に積んで準備を整え、阿寒湖畔エコミュージアムセンターを9時過ぎに出発しました。
9時30分頃に雌阿寒温泉宿舎の野中温泉に到着し、辺りを見回してもまだ関係者の姿がない様子。と、少し余裕ができ、辺りを散策。するといつもの巡視時に見る光景とはうってかわり、とても幻想的な光景が目に飛び込んできました。田中ご夫妻と私はその美しさにただただ圧倒されていました。思わずカメラを持って車から降り、近くまで寄ってみました。その美しい光景とは、シラカンバとアシ(葦)の樹氷です。シラカンバの上部から下部にかけて、樹氷の色彩の変化がとてもきれいでした。
▲シラカンバの樹氷
またアシ(葦)の樹氷の付き方もとても興味深く、よく見ると右側の片方の部分だけ樹氷が付いていました。田中さんによると、どうやら蒸気が流れてくる方向に樹氷が付くため、このような現象になっているのだそうです。改めて、自然がつくる造形美にため息が出るばかりでした。
▲アシ(葦)の樹氷
そうこうしているうちに、スキーハイキングの参加者の方々が集まりだしていました。慌てて準備を整え、集合場所に集まります。滞りなく開会式が終わり、10時頃一斉に、野中温泉からオンネトー方面へ向けて出発。思っていたよりも、全体的に進むペースが早いかなと感じました。自分自身、自分のペースで、尚かつ景色を楽しもうと心がけたつもりでしたが、実際にいざやってみると、遅れずなんとか後についてかなくてはという焦りと今年初滑りのスキーに少々苦戦したのか、ゆっくり景色を見たり、写真を撮ったりする心の余裕が抜けてしまったことが少々悔やまれます。それでもなんとか意地で、数枚写真を撮りました(苦笑)。
▲オンネトー周辺の森の中をハイキングする参加者の方々
スキーコースの終点(国道241号線)で、迎えのバスに乗り、無事スタート地点の野中温泉に到着したのは、12時前。終了時刻が年々早くなっているような気がしました。ともあれ、参加された方々は、特にケガもなく無事終えることができなによりでした。お昼には、皆さんお待ちかねの豚汁と天然温泉。私もこれをとっても楽しみにしていました。家で作るのとではまた味が一味違って、大鍋に大量に作られた豚汁を大勢の人と食べるからまた格別なのでしょうか。温泉の方も少し熱めのお湯で、体の芯まで温まりました。
出発前に見たシラカンバとアシ(葦)の樹氷は、お昼にはすっかり陽の光で溶けて消えていました。その樹氷が美しいと感じたのは、常時見られるものではなく、常に変化があって、限りあるものだからなのかもしれません。少々ハイペースではありましたが、オンネトーならではの美しい自然を満喫できたハイキングでした。そんなハイキングにまだ参加されたことがない方は是非ともご参加を。必見です。
今年もまたオンネトースキーハイキングに参加してきました。オンネトー周辺の森の中を巡るこのコースが私は大のお気に入りで、すっかりとりこになって早3年。一昨年から今年で3度目の参加です。田中ご夫妻(自然公園財団阿寒湖支部)と一緒に、スキー、防寒着などの冬装備を車に積んで準備を整え、阿寒湖畔エコミュージアムセンターを9時過ぎに出発しました。
9時30分頃に雌阿寒温泉宿舎の野中温泉に到着し、辺りを見回してもまだ関係者の姿がない様子。と、少し余裕ができ、辺りを散策。するといつもの巡視時に見る光景とはうってかわり、とても幻想的な光景が目に飛び込んできました。田中ご夫妻と私はその美しさにただただ圧倒されていました。思わずカメラを持って車から降り、近くまで寄ってみました。その美しい光景とは、シラカンバとアシ(葦)の樹氷です。シラカンバの上部から下部にかけて、樹氷の色彩の変化がとてもきれいでした。
▲シラカンバの樹氷
またアシ(葦)の樹氷の付き方もとても興味深く、よく見ると右側の片方の部分だけ樹氷が付いていました。田中さんによると、どうやら蒸気が流れてくる方向に樹氷が付くため、このような現象になっているのだそうです。改めて、自然がつくる造形美にため息が出るばかりでした。
▲アシ(葦)の樹氷
そうこうしているうちに、スキーハイキングの参加者の方々が集まりだしていました。慌てて準備を整え、集合場所に集まります。滞りなく開会式が終わり、10時頃一斉に、野中温泉からオンネトー方面へ向けて出発。思っていたよりも、全体的に進むペースが早いかなと感じました。自分自身、自分のペースで、尚かつ景色を楽しもうと心がけたつもりでしたが、実際にいざやってみると、遅れずなんとか後についてかなくてはという焦りと今年初滑りのスキーに少々苦戦したのか、ゆっくり景色を見たり、写真を撮ったりする心の余裕が抜けてしまったことが少々悔やまれます。それでもなんとか意地で、数枚写真を撮りました(苦笑)。
▲オンネトー周辺の森の中をハイキングする参加者の方々
スキーコースの終点(国道241号線)で、迎えのバスに乗り、無事スタート地点の野中温泉に到着したのは、12時前。終了時刻が年々早くなっているような気がしました。ともあれ、参加された方々は、特にケガもなく無事終えることができなによりでした。お昼には、皆さんお待ちかねの豚汁と天然温泉。私もこれをとっても楽しみにしていました。家で作るのとではまた味が一味違って、大鍋に大量に作られた豚汁を大勢の人と食べるからまた格別なのでしょうか。温泉の方も少し熱めのお湯で、体の芯まで温まりました。
出発前に見たシラカンバとアシ(葦)の樹氷は、お昼にはすっかり陽の光で溶けて消えていました。その樹氷が美しいと感じたのは、常時見られるものではなく、常に変化があって、限りあるものだからなのかもしれません。少々ハイペースではありましたが、オンネトーならではの美しい自然を満喫できたハイキングでした。そんなハイキングにまだ参加されたことがない方は是非ともご参加を。必見です。