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北海道地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

はじめまして

2008年04月16日
阿寒湖
 みなさんこんにちは。先月釧路の大学を卒業し、4月から阿寒湖自然保護官事務所のアクティブレンジャーをすることになりました、阿部恭子です。自然保護官の玉谷レンジャーと、この豊かな大自然、特に阿寒ならではのマリモを始めとした多くの動植物のために、活動していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

さて、今日は阿寒湖自然保護官事務所の裏手に広がる、ボッケの森へ保護官と巡視に出かけました。第1駐車場からつながる遊歩道「森のこみち」を抜け、「ボッケ」へ向かうルートです。
木道の階段を下りて、まず最初に私たちを迎えてくれたのはミズバショウです。一部開花している所もありましたが、阿寒での最盛期はまだ少し先のようです。遊歩道周辺にはまだ雪が残っており、所々ぬかるみになっていました。
今にも落ちてきそうな、歩行者にとって危険と思われる枝がないかを確認すること、自然解説のボードが汚れていたら拭くことなど、アクティブレンジャーとしての仕事を教わりながら林の中を進みました。15分くらい歩いたでしょうか。私達から20m程離れた所で、二匹のエゾリスが木の上を自由に駆け回っているではありませんか。私はエゾリスを間近で観察したことがなかったため、二匹のエゾリスに目が釘付けになりました。カメラを構えましたが、動きの早さについていけず…(写真1)。エゾリスとの素敵な出会いに感謝してその場をあとにしました。


しばらくすると、かすかに硫黄のかおりが風に混じって感じられました。ボッケが近づいている証拠です。しばらく歩くと、目の前に灰色の泥土が広がる沼、ボッケが見えてきました(写真2)。ボッケとは、アイヌ語の「ポケフ」=「煮立つ」から付けられた地名だそうで、「泥火山」と呼ばれる現象を意味しています。ボッケでは、地下からわき立つ火山ガスがボコボコと音を立てて吹き出しています。阿寒国立公園内には、雌阿寒岳という活火山もあり、火山活動が活発な地域であることを実感しました。

今日は、阿寒の自然と触れあうことができ、これからのアクティブレンジャーとしての仕事へのやりがいを強く感じました。まだまだ書き足りないのですが、阿寒のすばらしい自然やアクティブレンジャーの活動内容について、これからのアクティブレンジャー日記に掲載していきたいと思います。つたない文章ですが、一生懸命書きますのでどうぞよろしくお願いします。