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北海道地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

2泊3日の研修を終えて

2008年06月13日
東川
大雪山国立公園では、登山道の補修、美化清掃、自然の適正な利用のための普及啓発や利用マナーの指導等を無償で行っていただけるパークボランティアの新規募集をしていましたが、この度、6月6日(金)~8日(日)2泊3日の行程でパークボランティア養成研修会を実施し、20名の方が受講されました。
研修内容は、大雪山の成り立ちや登山の基礎(大雪山での活動は主に山岳地のため)、インタープリテーションの手法、救急救命、野外観察の手法と多岐にわたりました。
2日目からは既存ボランティアさんも加わり、新規・既存の方々が交流を図りながら、総勢50名で受けた講義はとても賑やかで活気に満ちていました。

新規ボランティアさんは2泊3日の養成研修を終え、いよいよこれから大雪山国立公園パークボランティアの一員としての活動が始まります。
大雪山で緑の腕章と帽子にパークボランティアの名前を見かけたら、お気軽に声をお掛け下さい。


インタープリテーションの手法を実践中。




救急救命講義:野外で怪我人や病人に出くわしたときに、とっさに対処できるように研修に盛り込まれました。

野外観察の手法:野鳥の専門家の方を講師にお迎えして、野鳥の生態などについてレクチャーして頂きました。聞けば聞くほど自然についてもっと知りたくなる、そんな講義内容でとても勉強になりました。