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北海道地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

定山渓

2008年06月17日
支笏湖
みなさんこんにちは、支笏湖AR西川です。
今日は、定山渓地区の巡視に行ってきました。

ここ支笏湖自然保護官事務所では支笏湖周辺と定山渓の2地区を飛び地で管理しています。

まずは、国立公園の入り口に立っている『支笏洞爺国立公園』の看板が、生い茂ったイタドリによって見えなくなっていたので、カマで刈っていきました。
一人で手作業なので、結構大変でしたが軽く汗もかいて良い運動になりました。車で走ってきてもよく見えるようになり、きっと初めて来られた方も

「あっ、この辺は国立公園なんだ!!」

と気づいてくれることでしょう。
北海道の中心都市、札幌からわずか1時間ほどで来られる定山渓。
ここにこんな素晴らしい自然環境があるなんて、大阪出身の私にとっては羨ましい限りです。
しかも、定山渓も札幌市だと知ったときは「さすが北海道!」と思ったのはきっと私だけではないはずです・・・笑

手軽に楽しめる自然があり、
心と体を癒せる温泉もある。
中山峠を越えれば羊蹄山のそびえるニセコや、サミットで話題になっている洞爺湖などへも行けます。
改めてこのような恵まれた定山渓地域の自然をいつまでも守っていきたいと思いました。



草刈りをしてスッキリしました。



~時雨橋より~紅葉の時期には車が列をなしているスポットです



その後は定山渓地域にある登山口の看板などを確認しながら、中山峠に向かいました。
ここ中山峠の道の駅では、支笏湖をアピールするためにパンフレットを置いてもらっており、前回からの減り具合を見てきました。
トイレの入り口には洞爺湖ビジターセンターに隣接してできた『エコギャラリー』の大きなポスターも掲示していただいていますので、観光や仕事などで道の駅に寄られた際はぜひ見つけてみてください。


写真左奥(入口から入ると正面です)にあるエコギャラリーポスターと手前に並ぶ様々なパンフレットたち