アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
巡視場所紹介②
2008年06月24日
羅臼
6月も残すところあと一週間ほどになりました。
羅臼ビジターセンターから見える木々もすっかり濃い緑色。眩しいくらい鮮やかに見えます。晴れた日の散歩はとても気持ちがいいですよ。
今日は巡視場所の紹介その②で、「羅臼湖」を取り上げたいと思います。
羅臼湖は知床国立公園内では最大の湖沼であり、羅臼湖に至る歩道沿線には原生的な状態に保たれた湿原や針広混交樹林が広がる、本来の知床らしい自然の醍醐味が味わえる貴重な場所のひとつです。
羅臼湖歩道には、終点の羅臼湖に至るまで一の沼から五の沼までの五つの沼があるのですが、それぞれの沼とその背景に見える山や森林湿原との組み合わせが変わっていくのが魅力の一つです。
三の沼から見える羅臼岳。風のない穏やかな日は湖面に映った「逆さ羅臼岳」を見ることが出来ます。
知西別岳(1317m)と羅臼湖。山と湿原の間に青く細いライン状に見えるのが羅臼湖です。少し遠くに見える写真を使ったのは、みなさんが羅臼湖に行った時の感動を残しておくためです。(※実際は良い写真がなかっただけなのですが。)
ところでこの羅臼湖歩道ですが、先週、根室支庁が中心となって行う維持補修作業が実施されました。参加したのは、我々環境省はもちろん林野庁、羅臼町、羅臼山岳会、地元の自然ガイドさんと地域の関係する方々で、訪れる方々に安全に快適に利用してもらおうと総勢20名ほどが大奮闘の末、壊れた木道や、ぬかるんだ歩道など要改善箇所が補修されました。
羅臼湖歩道は、知床五湖に比べるとまだまだ知られていないのですが、近年ではその素晴らしさが浸透し多くの利用者により親しまれるようになってきましたが、その一方で過剰利用に伴う歩道の洗掘やヒグマとの軋轢といった様々な問題が生じているのも事実です。
素晴らしい羅臼湖の自然を守りながらも、楽しく安全に利用してもらいたいと思いますので、ご利用の際は知床国立公園利用のマナー「羅臼湖」
(http://www.env.go.jp/park/shiretoko/guide/rule_1/rule_rausuko.html)をぜひご覧頂き、ルール・マナーを遵守した利用の推進へご協力宜しくお願い致します。
羅臼ビジターセンターから見える木々もすっかり濃い緑色。眩しいくらい鮮やかに見えます。晴れた日の散歩はとても気持ちがいいですよ。
今日は巡視場所の紹介その②で、「羅臼湖」を取り上げたいと思います。
羅臼湖は知床国立公園内では最大の湖沼であり、羅臼湖に至る歩道沿線には原生的な状態に保たれた湿原や針広混交樹林が広がる、本来の知床らしい自然の醍醐味が味わえる貴重な場所のひとつです。
羅臼湖歩道には、終点の羅臼湖に至るまで一の沼から五の沼までの五つの沼があるのですが、それぞれの沼とその背景に見える山や森林湿原との組み合わせが変わっていくのが魅力の一つです。
三の沼から見える羅臼岳。風のない穏やかな日は湖面に映った「逆さ羅臼岳」を見ることが出来ます。
知西別岳(1317m)と羅臼湖。山と湿原の間に青く細いライン状に見えるのが羅臼湖です。少し遠くに見える写真を使ったのは、みなさんが羅臼湖に行った時の感動を残しておくためです。(※実際は良い写真がなかっただけなのですが。)
ところでこの羅臼湖歩道ですが、先週、根室支庁が中心となって行う維持補修作業が実施されました。参加したのは、我々環境省はもちろん林野庁、羅臼町、羅臼山岳会、地元の自然ガイドさんと地域の関係する方々で、訪れる方々に安全に快適に利用してもらおうと総勢20名ほどが大奮闘の末、壊れた木道や、ぬかるんだ歩道など要改善箇所が補修されました。
羅臼湖歩道は、知床五湖に比べるとまだまだ知られていないのですが、近年ではその素晴らしさが浸透し多くの利用者により親しまれるようになってきましたが、その一方で過剰利用に伴う歩道の洗掘やヒグマとの軋轢といった様々な問題が生じているのも事実です。
素晴らしい羅臼湖の自然を守りながらも、楽しく安全に利用してもらいたいと思いますので、ご利用の際は知床国立公園利用のマナー「羅臼湖」
(http://www.env.go.jp/park/shiretoko/guide/rule_1/rule_rausuko.html)をぜひご覧頂き、ルール・マナーを遵守した利用の推進へご協力宜しくお願い致します。