アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
求む!活動プロジェクトニックネーム
2008年11月07日
稚内
サロベツに芽生えた活動プロジェクトに素敵な名前を贈ってください!
ご存じの方はまだ少ないと思いますが、サロベツ原野の北に位置する上サロベツ地区では、自然再生事業が行われています。「サロベツの自然再生事業ってどんなことをやっているの?」という方に経緯と内容を簡単にお話すると次のようになります。
サロベツ原野では、かつて酪農に適した土地をつくるために湿原の水を抜く工事を行い、開拓を進めてきました。最北の厳しい土地で生きていくために人々は湿原の環境を改良して、利用していかなければならなかったのです。しかし、サロベツの自然の豊かさ、貴重さが認識され始め、昭和49年に利尻礼文サロベツ国立公園に指定された頃から、地元の方々の間からも自然との共生を目指し、サロベツの素晴らしさを未来に受け継いでいこうという気運が高まってきました。そして平成17年には、「上サロベツ自然再生協議会」が設置され、乾燥化が進行する湿原の再生と農地と湿原の水位バランスをよりよく保つことで「湿原と農業との共生」を目指す自然再生事業が動き出しました。
サロベツの牧草ロールと利尻山
けれどこの自然再生事業は環境省を始めとする国の機関や道、市町村の機関のみで進むものではありません。「人の生活と自然との共生」を目指す限り、サロベツに実際住んでいる地域の人たちやサロベツを訪れる人たちが主役になってサロベツをよりよくしていかなければ始まりません。自然再生に対する理解と協力を広く得るために、湿原の自然に興味を持ってもらい、地域の歴史や文化の魅力を知ってもらえるような環境教育を活発にしていくことが必要となってきます。そのために、「上サロベツ自然再生普及行動計画」が立ち上がり、その一環として昨年度から「サロベツを楽しむ活動プロジェクト」が誕生しました!
この活動プロジェクトの内容は主に7つに分けられ、明確な区切りはありませんが今年集まった活動アイデアや現在実施に向けて準備されている活動には次のようなものがあります。
① サロベツを見つけよう サロベツ宝探しゲーム、アイヌ語地名の景色を探そう
② サロベツの話をしよう サロベツの昔話を聞いてみようサロベツ宝探しゲーム
③ サロベツを楽しもう サロベツ星空観察会、夏のポニーの馬車と冬の馬橇
④ サロベツのことをまとめよう サロベツマップ作り、サロベツ自然環境体験学習会
⑤ サロベツを発信しよう サロベツを熱く語る会、サロベツ学び隊
⑥ サロベツの利用ルールを作ろう サロベツカントリーコードを作ろう
⑦ サロベツでつなげよう サロベツガイドを育成しよう、サロベツ学会
さて、今回募集するのはこの活動プロジェクトのニックネームです。正式名称は「上サロベツ自然再生普及行動計画」ですが、さきほど書いたように自然再生事業には多くの人たちの理解と協力が必要で、それを得るためにはこの活動プロジェクトには親しみを持ってもらいたいという思いがあります。「上サロベツ自然再生普及行動計画」では子どもにも大人にもお年寄りにも親しみを持ってもらえる名前にはなりません。難しくて取っつきにくいイメージがどうしても出てしまいます。
そこで求む!サロベツに贈る素敵な名前!
サロベツファンの方、名前をつけるのは任せておけ!という方、そして初めてサロベツの自然再生を知ったという方、どなたからも応募大歓迎です!
応募締め切りは12月1日。詳しくは以下のホームページをご覧ください。
http://hokkaido.env.go.jp/ 北海道地方環境事務所ホームページ
http://sarobetsu.env.gr.jp/ サロベツ自然再生事業ホームページ
サロベツから望む夕焼けの利尻山
ご存じの方はまだ少ないと思いますが、サロベツ原野の北に位置する上サロベツ地区では、自然再生事業が行われています。「サロベツの自然再生事業ってどんなことをやっているの?」という方に経緯と内容を簡単にお話すると次のようになります。
サロベツ原野では、かつて酪農に適した土地をつくるために湿原の水を抜く工事を行い、開拓を進めてきました。最北の厳しい土地で生きていくために人々は湿原の環境を改良して、利用していかなければならなかったのです。しかし、サロベツの自然の豊かさ、貴重さが認識され始め、昭和49年に利尻礼文サロベツ国立公園に指定された頃から、地元の方々の間からも自然との共生を目指し、サロベツの素晴らしさを未来に受け継いでいこうという気運が高まってきました。そして平成17年には、「上サロベツ自然再生協議会」が設置され、乾燥化が進行する湿原の再生と農地と湿原の水位バランスをよりよく保つことで「湿原と農業との共生」を目指す自然再生事業が動き出しました。
サロベツの牧草ロールと利尻山
けれどこの自然再生事業は環境省を始めとする国の機関や道、市町村の機関のみで進むものではありません。「人の生活と自然との共生」を目指す限り、サロベツに実際住んでいる地域の人たちやサロベツを訪れる人たちが主役になってサロベツをよりよくしていかなければ始まりません。自然再生に対する理解と協力を広く得るために、湿原の自然に興味を持ってもらい、地域の歴史や文化の魅力を知ってもらえるような環境教育を活発にしていくことが必要となってきます。そのために、「上サロベツ自然再生普及行動計画」が立ち上がり、その一環として昨年度から「サロベツを楽しむ活動プロジェクト」が誕生しました!
この活動プロジェクトの内容は主に7つに分けられ、明確な区切りはありませんが今年集まった活動アイデアや現在実施に向けて準備されている活動には次のようなものがあります。
① サロベツを見つけよう サロベツ宝探しゲーム、アイヌ語地名の景色を探そう
② サロベツの話をしよう サロベツの昔話を聞いてみようサロベツ宝探しゲーム
③ サロベツを楽しもう サロベツ星空観察会、夏のポニーの馬車と冬の馬橇
④ サロベツのことをまとめよう サロベツマップ作り、サロベツ自然環境体験学習会
⑤ サロベツを発信しよう サロベツを熱く語る会、サロベツ学び隊
⑥ サロベツの利用ルールを作ろう サロベツカントリーコードを作ろう
⑦ サロベツでつなげよう サロベツガイドを育成しよう、サロベツ学会
さて、今回募集するのはこの活動プロジェクトのニックネームです。正式名称は「上サロベツ自然再生普及行動計画」ですが、さきほど書いたように自然再生事業には多くの人たちの理解と協力が必要で、それを得るためにはこの活動プロジェクトには親しみを持ってもらいたいという思いがあります。「上サロベツ自然再生普及行動計画」では子どもにも大人にもお年寄りにも親しみを持ってもらえる名前にはなりません。難しくて取っつきにくいイメージがどうしても出てしまいます。
そこで求む!サロベツに贈る素敵な名前!
サロベツファンの方、名前をつけるのは任せておけ!という方、そして初めてサロベツの自然再生を知ったという方、どなたからも応募大歓迎です!
応募締め切りは12月1日。詳しくは以下のホームページをご覧ください。
http://hokkaido.env.go.jp/ 北海道地方環境事務所ホームページ
http://sarobetsu.env.gr.jp/ サロベツ自然再生事業ホームページ
サロベツから望む夕焼けの利尻山