アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
冬の海鳥たち
2009年01月09日
ウトロ
西高東低の冬型の気圧配置になるとオホーツク海は荒れ狂う海へと姿を変えます。
年末年始は大荒れの日が続き、港の防波堤を高波が越えることもありました。
荒れるオホーツク海 演歌が似合う風景です。
12月頃からウトロの沖で冬の海鳥たちの姿が見られるようになりました。海が荒れる時は漁港の中に入ってくることがあり、比較的近い距離で観察することができます。1月7日にはウミガラス、ハシブトウミガラス、アビ、ヒメウなどが見られ、漁港内で魚を捕らえて食べていたり、首を縮めて眠っていたりしていました。
ハシブトウミガラス 白と黒のコントラストが遠くでもはっきりと目立ち、ペンギンの様です。
さて、冬の使者と言えば流氷ですが、1月7日、紋別沖で初観測されました。気象庁によると沿岸から肉眼で流氷が確認できるようになるのは1月下旬頃になるとのこと。
流氷がウトロの沿岸を埋め尽くすと海鳥たちは居場所が無くなり再び移動して行きます。
1月中、流氷の動きとともに海鳥の数も変化していくでしょう。
ウトロにお越しの際は漁港や海岸から海鳥を観察してみてはいかがでしょうか?
年末年始は大荒れの日が続き、港の防波堤を高波が越えることもありました。
荒れるオホーツク海 演歌が似合う風景です。
12月頃からウトロの沖で冬の海鳥たちの姿が見られるようになりました。海が荒れる時は漁港の中に入ってくることがあり、比較的近い距離で観察することができます。1月7日にはウミガラス、ハシブトウミガラス、アビ、ヒメウなどが見られ、漁港内で魚を捕らえて食べていたり、首を縮めて眠っていたりしていました。
ハシブトウミガラス 白と黒のコントラストが遠くでもはっきりと目立ち、ペンギンの様です。
さて、冬の使者と言えば流氷ですが、1月7日、紋別沖で初観測されました。気象庁によると沿岸から肉眼で流氷が確認できるようになるのは1月下旬頃になるとのこと。
流氷がウトロの沿岸を埋め尽くすと海鳥たちは居場所が無くなり再び移動して行きます。
1月中、流氷の動きとともに海鳥の数も変化していくでしょう。
ウトロにお越しの際は漁港や海岸から海鳥を観察してみてはいかがでしょうか?