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北海道地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

最近の支笏湖

2009年01月30日
支笏湖
今年は観測史上2番目に暖かい冬だと今朝のニュースで言っていました。
1月の北海道で何度も雨が降ったり、日中の気温がプラス7℃まで上がったり、やっぱりおかしいです。

「何とかせんとあかん!!」

みなさんこんにちは、最近やけに大阪弁が懐かしい支笏湖AR西川です。


ここ支笏湖では冬の名物イベント『支笏湖氷濤(ひょうとう)まつり』が今日から始まりました。

今年は暖冬の影響でうまく凍り付かず、凍っても日中に溶けてしまったり、まつりに携わる方はヤキモキしていましたが、なんとか間に合って地域の皆さんもホッとしているようです。
先程、ビジターセンターへ用事に行ったので会場を覗いてきました。
ちょうどライトアップの時間で点灯する瞬間が見られました。ラッキーです!

※日中は紋別岳に登って山頂から氷濤まつり会場を見下ろしていました。



氷濤の前で記念写真を撮る観光客

氷濤まつりに関することは→ http://www.1000sai-chitose.or.jp/japanese/event/event_2008_11a.htm

この氷濤まつりに合わせて、支笏湖ビジターセンターでは『支笏湖思い出写真展』を開催しています。
支笏湖の昔を記録した大変貴重な写真をたくさん展示してあります。
現在の支笏湖と変わらない所、変わった所、一目でわかります。
昔の支笏湖の人々の生活風景や、湖畔の様子、昔があるから今がある。
長い歴史を経て今の支笏湖が形成されてきた様子がよく分かります。




昔はこんな湖畔近くまでバスが入っていました。



さてもうひとつ。
12月に行った千歳市立北栄小学校6年生との『体感!!パークレンジャー』の活動の様子と、6年生が詠んだ支笏湖の俳句(川柳)をビジターセンターの廊下に掲示しています。
支笏湖に対する思いがいっぱい詰まった作品です。
子ども達の素直な思いが5・7・5で表現されています。




皆さん、ぜひこの機会に支笏湖を訪れて、冬の支笏湖を目で見て、肌で感じてみてください。
きっと夏には見えなかったもの、感じられなかったものがあるはずです。





『体感!!パークレンジャー』活動の様子と俳句(川柳)



【支笏湖ビジターセンターは入場無料です】