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北海道地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

『ワタくんとオーくん』

2009年03月19日
羅臼
「やあ!

君も来てたんだ!」
「うん。君も羅臼に来てたんだね」

ワタリガラスのワタくんとオオワシのオーくん。
12月。彼らは北国のふるさとを離れ、冬のごはんを探すためにはるばる
遠い日本の羅臼町に飛んできました。


「ここはぼくの大好きな魚がいっぱい捕れるしね。」
「たくさんのごちそうは頑張って飛んでくる甲斐があるよね。」

「でもここも暖かくなってきたし、そろそろ帰ろうかなー」
「そうだね。帰り道、一緒に帰ろう」


仲良く羽をつないで帰って行きました、とさ。
おしまい。

※このお話は一部作者の想像上のフィクションです。



**ワタリガラス**
冬鳥。全長約60㎝。ハシブトガラスよりも一回り大きい。
尾羽がくさび形をしているのが特徴。
「カォ、カォ…」「カポカポ…」などと鳴く。
日本では北海道東部や北部に少数が渡来するまれな鳥。

**オオワシ**
冬鳥。全長約95㎝。黄色く大きなくちばしと、肩と尾羽が白いのが特徴。
「クワッ、クワッ…」などと鳴く。
カムチャツカ・サハリンに生息し、冬期には日本や朝鮮半島などに渡る。

【参考資料】
・決定版 生物大図鑑 鳥類 世界文化社 昭和59年12月20日