アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
上富良野岳~十勝岳
2009年06月29日
東川
6月28日(日)は先週に引き続き、パークボランティアの活動日。本日は上富良野岳~十勝岳までの登山道整備を行いました。
この日はガスにまかれた先週の美瑛富士とはうって変わっての晴天。大雪の山々から遠くは西に残雪の暑寒別岳まで望める素晴らしい天候の中での作業活動となりました。大雪からは空気の澄んでいるときには北海道のあらゆる山が見えることがあります。道東の阿寒岳から知床連山、西の羊蹄山やまれには北の利尻富士まで見えることもあり、そんな天気に当たった人はホント運のいい方です。
手前に美瑛町内を見下ろし、はるか向こうには暑寒別岳
メインの作業箇所は、カミホロカメットク避難小屋から十勝岳山頂にかけて(十勝岳山頂直下は視界不良時に道迷いが多い)の古い鉄杭の交換とロープ張り。総距離約2.2kmを総勢15名で作業を行いました。
この日も夏日となった上川地方。強い日差しの中、老朽化した杭を引き抜き(これがなかなか抜けず一番大変でした)、ロープを張り替える。単純作業の繰り返しですが、皆さん協力し合いながらなんとか予定していた全ての箇所を張り終えて昼食、下山となりました。
足場の悪い十勝岳を皆さんゆっくり下山しながらも、最後まで周辺の山々を地図で調べる余裕のある方もいて、降りるのが名残惜しい感じでしたね。回収したロープや杭を下ろした方は特に大変だったと思います。皆さん、ほんとにお疲れ様でした。高山帯の涼しい空気に慣れた体には下界の暑さが身にしみた一日でした。皆様、また秋にロープ回収が待っていますので頑張りましょう。
ロープ張りは連携プレーが命
登山道情報
・凌雲閣入口からカミホロ分岐までは数か所雪渓歩きあり、特にカミホロ分岐は雪渓上での分岐となるので要注意、道標を見落とさないように
ここが分岐。まっすぐ行くと富良野岳、上富良野岳へは雪渓を少し左へ登っていくと夏道の入口が見えます。
花情報
・上富良野岳山頂下→キバナシャクナゲ、エゾツガザクラ見頃
・カミホロ小屋周辺→キバナシャクナゲ見頃、イワウメ見頃までもう少し
この日はガスにまかれた先週の美瑛富士とはうって変わっての晴天。大雪の山々から遠くは西に残雪の暑寒別岳まで望める素晴らしい天候の中での作業活動となりました。大雪からは空気の澄んでいるときには北海道のあらゆる山が見えることがあります。道東の阿寒岳から知床連山、西の羊蹄山やまれには北の利尻富士まで見えることもあり、そんな天気に当たった人はホント運のいい方です。
手前に美瑛町内を見下ろし、はるか向こうには暑寒別岳
メインの作業箇所は、カミホロカメットク避難小屋から十勝岳山頂にかけて(十勝岳山頂直下は視界不良時に道迷いが多い)の古い鉄杭の交換とロープ張り。総距離約2.2kmを総勢15名で作業を行いました。
この日も夏日となった上川地方。強い日差しの中、老朽化した杭を引き抜き(これがなかなか抜けず一番大変でした)、ロープを張り替える。単純作業の繰り返しですが、皆さん協力し合いながらなんとか予定していた全ての箇所を張り終えて昼食、下山となりました。
足場の悪い十勝岳を皆さんゆっくり下山しながらも、最後まで周辺の山々を地図で調べる余裕のある方もいて、降りるのが名残惜しい感じでしたね。回収したロープや杭を下ろした方は特に大変だったと思います。皆さん、ほんとにお疲れ様でした。高山帯の涼しい空気に慣れた体には下界の暑さが身にしみた一日でした。皆様、また秋にロープ回収が待っていますので頑張りましょう。
ロープ張りは連携プレーが命
登山道情報
・凌雲閣入口からカミホロ分岐までは数か所雪渓歩きあり、特にカミホロ分岐は雪渓上での分岐となるので要注意、道標を見落とさないように
ここが分岐。まっすぐ行くと富良野岳、上富良野岳へは雪渓を少し左へ登っていくと夏道の入口が見えます。
花情報
・上富良野岳山頂下→キバナシャクナゲ、エゾツガザクラ見頃
・カミホロ小屋周辺→キバナシャクナゲ見頃、イワウメ見頃までもう少し