アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
利尻山最新登山情報(7月30日版)
2009年08月03日
稚内
■8月上旬の山頂気温めやす
(最高気温)12~18℃、(最低気温)5~8℃
■最新ルート状況
6月以降、雨が多いため、登山道の路肩崩落や落石の危険が高まっています。
日本気象協会発表の長期予報によると、8月も例年より気温が低く、ぐずついた日が多い見込み。
特に荒天日の気温は低く、山頂付近では最高気温が10℃以下の日もあります。
雨が多いため、両コースとも樹林帯ではぬかるみが多い状態です。
この夏、靴の汚れを嫌って草地に新しい道ができている所や、道幅が広がっている所が、急増していますが、登山道の荒廃につながりますので、ぬかるみでは、脇に避けずに道の真ん中を歩いてください。
※鴛泊コースの登山口には、水洗の靴洗い場とブラシを設置しています。
■自然情報
東斜面には、まだ大きな雪渓が残っています。雪渓の周辺には利尻山固有のボタンキンバイが群落をつくっています。※登山道上の残雪はありません。
7月26日の様子(鴛泊コース8合目から見た山頂)
花の種類が最も多い季節です!
今年は種類によって開花の遅いものと早いものがあり、面白いですよ。今なら、本来、夏の終わりを告げる花であるリシリブシやリシリリンドウが見られる一方、雪解け後、すぐに咲くエゾツツジやミヤマアズマギクなども同時に見ることができます♪
赤:エゾツツジ、青:リシリブシ、黄:ボタンキンバイ
■安全登山のために
沓形コースは、避難小屋より下部で、水はけが悪く石がゴロゴロしている道が続きます。滑りやすいので、沓形コースを歩きたい方には、できるだけ「登り」に利用されることをお勧めします。
沓形コース6合目付近の滑りやすい道
利尻山は強風が名物!悪天日はそもそも登らないのがベストですが、もし登り始めてしまった場合は、鴛泊コースの場合6合目、沓形コースの場合8合目付近から急に風が強くなるので、ここで帽子が飛ばされるような風が吹いている時は引き返しましょう!
■利尻山を守るためのお願い
3つの「利尻ルール」を守ってください!!
①携帯トイレを使う
②ストックにはキャップをつける(着脱の判断は自己責任でお願いします!)
③植物の上に踏み込まない、座らない
携帯トイレ(400円)とストックのキャップ(200円)は、島内の全宿泊施設、キャンプ場で販売しているほか、携帯トイレのみは各観光案内、コンビニなどでも販売しています。
(最高気温)12~18℃、(最低気温)5~8℃
■最新ルート状況
6月以降、雨が多いため、登山道の路肩崩落や落石の危険が高まっています。
日本気象協会発表の長期予報によると、8月も例年より気温が低く、ぐずついた日が多い見込み。
特に荒天日の気温は低く、山頂付近では最高気温が10℃以下の日もあります。
雨が多いため、両コースとも樹林帯ではぬかるみが多い状態です。
この夏、靴の汚れを嫌って草地に新しい道ができている所や、道幅が広がっている所が、急増していますが、登山道の荒廃につながりますので、ぬかるみでは、脇に避けずに道の真ん中を歩いてください。
※鴛泊コースの登山口には、水洗の靴洗い場とブラシを設置しています。
■自然情報
東斜面には、まだ大きな雪渓が残っています。雪渓の周辺には利尻山固有のボタンキンバイが群落をつくっています。※登山道上の残雪はありません。
7月26日の様子(鴛泊コース8合目から見た山頂)
花の種類が最も多い季節です!
今年は種類によって開花の遅いものと早いものがあり、面白いですよ。今なら、本来、夏の終わりを告げる花であるリシリブシやリシリリンドウが見られる一方、雪解け後、すぐに咲くエゾツツジやミヤマアズマギクなども同時に見ることができます♪
赤:エゾツツジ、青:リシリブシ、黄:ボタンキンバイ
■安全登山のために
沓形コースは、避難小屋より下部で、水はけが悪く石がゴロゴロしている道が続きます。滑りやすいので、沓形コースを歩きたい方には、できるだけ「登り」に利用されることをお勧めします。
沓形コース6合目付近の滑りやすい道
利尻山は強風が名物!悪天日はそもそも登らないのがベストですが、もし登り始めてしまった場合は、鴛泊コースの場合6合目、沓形コースの場合8合目付近から急に風が強くなるので、ここで帽子が飛ばされるような風が吹いている時は引き返しましょう!
■利尻山を守るためのお願い
3つの「利尻ルール」を守ってください!!
①携帯トイレを使う
②ストックにはキャップをつける(着脱の判断は自己責任でお願いします!)
③植物の上に踏み込まない、座らない
携帯トイレ(400円)とストックのキャップ(200円)は、島内の全宿泊施設、キャンプ場で販売しているほか、携帯トイレのみは各観光案内、コンビニなどでも販売しています。