アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
通行止め情報
2009年09月10日
東川
先日大雪では紅葉が順調といっているそばから、山頂方面からは早くも雪の便りが聞こえてきてしましました。早くも季節は冬に向かっているようです。
さて、今年は特に十勝岳連峰にて土砂崩れが多く起こっているようです。天候不順による長雨のせいなのか、大規模な崩落も起こっており通行止め箇所が発生しましたのでお知らせします。
通行止め箇所①
三段山登山道の凌雲閣側から山頂まで全線(富良野岳方面と三段の沼までは通行可能)
原因→山頂方面からの大規模な土砂崩れにより、大岩が登山道をふさいでいる箇所があり。また、崩れ箇所にもまだまだ浮き石が多数あり、今後の危険性があるため今シーズン中は全面閉鎖。来年度以降はまったく未定。紅葉シーズンには手軽に登れて景色の素晴らしいこのコースですが、安全面を考慮した上での登山道閉鎖となりました。なお、三段山ルートはもう一つ白銀荘ルートがあり、こちらからはピストンでしたら可能ですので三段山を計画しておられる方はこちらのルートを通ってください。
三段山の崩落斜面
通行止め箇所②
富良野岳原始が原登山道滝コース(原始が原から不動の滝までは通行可能で連絡路を通って林間コースに抜けられる)
原因→こちらも同じく大規模な土砂崩れにより、道がふさがり今後も危険なため
原始が原、滝コースの崩落現場
※いずれの場所にも入口にはロープが張られ、通行不可の掲示がしてありますので絶対に中には入らないようにしてください。
また、今後も同じような崩落が起こる可能性もあります。天候の悪い時などには無理して山に入らないことも心掛けてください。万が一、土砂崩れなどを発見した際は最寄りの関係機関などに伝えていただけるようお願いします。
場所についてはこちらをご覧になってください。