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アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
東大雪紅葉情報
2009年09月18日
上士幌
各地の紅葉情報がUPされていますがこちらも情報を伝えなければと17日に東大雪の石狩連峰を見てきました。標高が1000mを超えるあたりまではっきりと色づきが確認でき、これから徐々に下へと降りていくことでしょう。
天候不順の北海道の夏山でしたがここへきて気温が安定しており、急に紅葉が進んだり終わったりということはなく順調に「燃える秋」(byハイファイセット)に変化していくと思われます。とはいってもこの連休は人気のあるいわゆる表大雪への人出が多いでしょうね。
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快晴の石狩連峰
人気の面では劣るといってもこの東大雪も侮れない実力を秘めています。
なんといっても石狩岳、ユニ石狩岳、音更山からは旭岳、黒岳、トムラウシといった有名どころをすべて眺めることができ、さらにはニペソツの勇姿と糠平湖の眺めも付いてきます。晴れという運がついていればですけど。
このエリアの登山道の特徴としては途中から急激に勾配が変わってきつくなるということです。ペース配分をしっかり計算し、後半にバテないように気をつけましょう。かくいう私は思いきりバテて精根尽き果てて下山したことがあるのですが。
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十石峠から音更山(1932)へ進みます
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雲がなければ表大雪が一望なのですが
最後に注意事項です。登山道を進んでいると脇の笹藪からガサガサバキバキという音が聞こえてくることがよくあります。大型ほ乳類なのですが、幸い私が確認できたのはすべてエゾシカでした。万が一ということもありますのでヒグマへの心構えは万全に(装備も)。それから、ちょうど高山植物の実がたくさん付いている季節ですが、国立公園では人間の取り分はありませんから誘惑に負けずに気をつけて歩いてください。旭岳の方面と違って下山ルートが日陰になりますので道がよく見えるうちに下山することを心がけてください。日陰は気温も体感気温も下がります。
それではシーズン終盤を安全に登山しましょう。
天候不順の北海道の夏山でしたがここへきて気温が安定しており、急に紅葉が進んだり終わったりということはなく順調に「燃える秋」(byハイファイセット)に変化していくと思われます。とはいってもこの連休は人気のあるいわゆる表大雪への人出が多いでしょうね。
快晴の石狩連峰
人気の面では劣るといってもこの東大雪も侮れない実力を秘めています。
なんといっても石狩岳、ユニ石狩岳、音更山からは旭岳、黒岳、トムラウシといった有名どころをすべて眺めることができ、さらにはニペソツの勇姿と糠平湖の眺めも付いてきます。晴れという運がついていればですけど。
このエリアの登山道の特徴としては途中から急激に勾配が変わってきつくなるということです。ペース配分をしっかり計算し、後半にバテないように気をつけましょう。かくいう私は思いきりバテて精根尽き果てて下山したことがあるのですが。
十石峠から音更山(1932)へ進みます
雲がなければ表大雪が一望なのですが
最後に注意事項です。登山道を進んでいると脇の笹藪からガサガサバキバキという音が聞こえてくることがよくあります。大型ほ乳類なのですが、幸い私が確認できたのはすべてエゾシカでした。万が一ということもありますのでヒグマへの心構えは万全に(装備も)。それから、ちょうど高山植物の実がたくさん付いている季節ですが、国立公園では人間の取り分はありませんから誘惑に負けずに気をつけて歩いてください。旭岳の方面と違って下山ルートが日陰になりますので道がよく見えるうちに下山することを心がけてください。日陰は気温も体感気温も下がります。
それではシーズン終盤を安全に登山しましょう。