アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
夏山シーズン始まりました!!
2010年06月18日
稚内
今年は雪どけが遅れていましたが、ようやく山頂付近にも夏道が見えてきました!
鴛泊コースの往復なら、軽アイゼンなどを持たずに登れます。
上:鴛泊コース8合目から山頂を見る(撮影6月10日)
下:山頂直下の残雪。下りの際は特に慎重に(撮影6月10日)
花も少しずつ咲き始めていて、9合目より上でエゾノハクサンイチゲやキバナシャクナゲなどが見られます。
長期予報では、北日本は今年も日照時間が短く冷夏になるとのことですが、今のところ6月は暖かく、青空と青い海の向こうに礼文島と北海道本島がよく見えます。
ただし、ここ利尻山は日本の最北端!!山頂の気温は、朝晩や曇りの日は0℃近くに下がります。防寒着をお忘れなく。
上:咲き始めたばかりのエゾノハクサンイチゲ。甘い香りがします(撮影6月10日)
下:山頂付近からの展望。左上に写っているのが礼文島です(撮影6月10日)
もう一方の沓形コースは、9合目から鴛泊コースとの合流点までの急斜面に雪がたっぷり残っています。このペースだと7月中旬頃までは12本爪アイゼンとピッケル必携です。特に、傾斜45度の雪渓をトラバースする“親知らず子知らず”と呼ばれる場所は難所。西斜面で日当たりが悪いため雪が固く、晴天日でもトレッキングシューズでは、キックステップがききません。滑落すると数百メートル下の崖まで一直線ですので安易に踏み込まないで下さい(過去に何度も滑落事故が発生しています)
上:沓形コース上部・親知らず子知らずの様子(撮影6月1日)
下:沓形コースは、鴛泊コースとの合流点付近にも急な雪渓が残っています(撮影6月10日)
なお、6月下旬から7月第1週までは、例年最も混雑する時期です。登山ツアーが集中するのもこの時期で、登山道に長い列ができることも珍しくありません。混雑を避けてスイスイ登りたい人は、下のURLをクリックして「利尻山すいすい登山カレンダー」をチェックしてみましょう♪
(↓)利尻山すいすい登山カレンダーのダウンロード
http://www.env.go.jp/park/rishiri/topics/data/090513a_1.pdf
鴛泊コースの往復なら、軽アイゼンなどを持たずに登れます。
上:鴛泊コース8合目から山頂を見る(撮影6月10日)
下:山頂直下の残雪。下りの際は特に慎重に(撮影6月10日)
花も少しずつ咲き始めていて、9合目より上でエゾノハクサンイチゲやキバナシャクナゲなどが見られます。
長期予報では、北日本は今年も日照時間が短く冷夏になるとのことですが、今のところ6月は暖かく、青空と青い海の向こうに礼文島と北海道本島がよく見えます。
ただし、ここ利尻山は日本の最北端!!山頂の気温は、朝晩や曇りの日は0℃近くに下がります。防寒着をお忘れなく。
上:咲き始めたばかりのエゾノハクサンイチゲ。甘い香りがします(撮影6月10日)
下:山頂付近からの展望。左上に写っているのが礼文島です(撮影6月10日)
もう一方の沓形コースは、9合目から鴛泊コースとの合流点までの急斜面に雪がたっぷり残っています。このペースだと7月中旬頃までは12本爪アイゼンとピッケル必携です。特に、傾斜45度の雪渓をトラバースする“親知らず子知らず”と呼ばれる場所は難所。西斜面で日当たりが悪いため雪が固く、晴天日でもトレッキングシューズでは、キックステップがききません。滑落すると数百メートル下の崖まで一直線ですので安易に踏み込まないで下さい(過去に何度も滑落事故が発生しています)
上:沓形コース上部・親知らず子知らずの様子(撮影6月1日)
下:沓形コースは、鴛泊コースとの合流点付近にも急な雪渓が残っています(撮影6月10日)
なお、6月下旬から7月第1週までは、例年最も混雑する時期です。登山ツアーが集中するのもこの時期で、登山道に長い列ができることも珍しくありません。混雑を避けてスイスイ登りたい人は、下のURLをクリックして「利尻山すいすい登山カレンダー」をチェックしてみましょう♪
(↓)利尻山すいすい登山カレンダーのダウンロード
http://www.env.go.jp/park/rishiri/topics/data/090513a_1.pdf