アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
囓られた男
2010年08月04日
上士幌
ウペペサンケ山菅野温泉コースのササ刈りを行いました。ササによって登山道が覆われて視認性が悪い一帯があります。
ビフォーアフター
放置しておくと来シーズンはさらにひどくなることが予想されるのでササのみを刈り取り、だいぶ歩きやすくなりました。たとえ晴れていても朝露が残っている場合は雨にたたられた状況と変わりなく濡れてしまうので登山道のササ藪は利用者にとってやっかいです。
稜線までのルートは水が湧きだしており岩が濡れて滑りやすい状況です。流されるような危険性は少ないものの転倒には十分注意して下さい。本来最終水場となっている滝からさらに標高100m程上でも水が流れています。この時期としてはかつて無いほど山全体が保水しています。
川と化した登山道
ウペペサンケ山の高山植物は現在コマクサが最終段階。ゴゼンタチバナが麓で最盛期。イワブクロが終わりかけ。ウメバチソウ、イワギキョウが最盛期。ツツジ科の果実が見頃(食べないでね)という状況です。
ウペペサンケ山への稜線 山の向こう側にはトムラウシ山他表大雪の山々、ニペソツ山が待っている
つづき
仕事を終えて町内の銭湯へ行くと、右ふくらはぎに血豆が。痛みはなかったので不思議であったがよくよく見ると血豆ではない。ダニが皮膚を囓ったまま絶命しているのであった。ぎょえー。
これがなかなかしぶとくて取れない。体をつぶさないように引っ張って、何とか抜けた。現在三浦の右ふくらはぎには内出血と痛み。それにしてもどうやって入り込んだのか。作業中履いていたのはベンチレーション付きのボトムであった。高機能があだとなり、まんまとダニにしてやれました。皆様もお気を付け下さい。
ビフォーアフター
放置しておくと来シーズンはさらにひどくなることが予想されるのでササのみを刈り取り、だいぶ歩きやすくなりました。たとえ晴れていても朝露が残っている場合は雨にたたられた状況と変わりなく濡れてしまうので登山道のササ藪は利用者にとってやっかいです。
稜線までのルートは水が湧きだしており岩が濡れて滑りやすい状況です。流されるような危険性は少ないものの転倒には十分注意して下さい。本来最終水場となっている滝からさらに標高100m程上でも水が流れています。この時期としてはかつて無いほど山全体が保水しています。
川と化した登山道
ウペペサンケ山の高山植物は現在コマクサが最終段階。ゴゼンタチバナが麓で最盛期。イワブクロが終わりかけ。ウメバチソウ、イワギキョウが最盛期。ツツジ科の果実が見頃(食べないでね)という状況です。
ウペペサンケ山への稜線 山の向こう側にはトムラウシ山他表大雪の山々、ニペソツ山が待っている
つづき
仕事を終えて町内の銭湯へ行くと、右ふくらはぎに血豆が。痛みはなかったので不思議であったがよくよく見ると血豆ではない。ダニが皮膚を囓ったまま絶命しているのであった。ぎょえー。
これがなかなかしぶとくて取れない。体をつぶさないように引っ張って、何とか抜けた。現在三浦の右ふくらはぎには内出血と痛み。それにしてもどうやって入り込んだのか。作業中履いていたのはベンチレーション付きのボトムであった。高機能があだとなり、まんまとダニにしてやれました。皆様もお気を付け下さい。