アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
「千歳、川と湖を巡る自然・歴史探訪」
2010年09月09日
支笏湖
9月4日、千歳市との共催の自然探訪のイベントを行いました。
今回は千歳川を中心に支笏湖、美笛の巨木の森のほか、千歳川の水を利用した水力発電所や遺跡、さけのふ化場を見学し、
自然と人間との関わりや歴史についても再認識してもらおうという企画になりました。
巨木の森ではアイヌ人々の生活に利用されていた植物の説明や大木が残っている背景や、美笛でかつて栄えた千歳鉱山についてパークボランティアの皆さんから解説がありました。
午後からは王子製紙第一発電所にて水力発電や千歳川、支笏湖との繋がりについて巡り、ウサクマイC遺跡では学芸員の方に擦文時代の住居跡から人々とサケの歴史について解説していただきました。
解説をおこなうパークボランティア
最後はさけの里ふれあい広場にて実際にサケやヒメマスの稚魚を実際に観察し、川の豊かさとそれに依存してきた人間の生活について施設の担当者に解説していただきました。
ふ化場では、ベニザケ(ヒメマスはベニザケの陸封型なのですが色や体の形が全然違います)の展示も行っており僕も少し興奮してしまいました。
やはり生きている展示は目を惹きます。
この千歳市との共催行事は10年以上継続されている企画なんです。
千歳川の恩恵を受けるのは僕を含め千歳市の皆さんをはじめ、この地域をたくさんの人々です。
歴史を知ることからもその水、自然の大切さを感じていただけたら幸いです。
そして、そんなイベントを繋がりのある行政機関と共催でできることの素晴らしさを感じた一日にもなりました。
千歳市との共催行事は夏と秋の2回実施しています。
毎回違う目的や内容がありますので、次回はぜひご参加下さい。
今回は千歳川を中心に支笏湖、美笛の巨木の森のほか、千歳川の水を利用した水力発電所や遺跡、さけのふ化場を見学し、
自然と人間との関わりや歴史についても再認識してもらおうという企画になりました。
巨木の森ではアイヌ人々の生活に利用されていた植物の説明や大木が残っている背景や、美笛でかつて栄えた千歳鉱山についてパークボランティアの皆さんから解説がありました。
午後からは王子製紙第一発電所にて水力発電や千歳川、支笏湖との繋がりについて巡り、ウサクマイC遺跡では学芸員の方に擦文時代の住居跡から人々とサケの歴史について解説していただきました。
解説をおこなうパークボランティア
最後はさけの里ふれあい広場にて実際にサケやヒメマスの稚魚を実際に観察し、川の豊かさとそれに依存してきた人間の生活について施設の担当者に解説していただきました。
ふ化場では、ベニザケ(ヒメマスはベニザケの陸封型なのですが色や体の形が全然違います)の展示も行っており僕も少し興奮してしまいました。
やはり生きている展示は目を惹きます。
この千歳市との共催行事は10年以上継続されている企画なんです。
千歳川の恩恵を受けるのは僕を含め千歳市の皆さんをはじめ、この地域をたくさんの人々です。
歴史を知ることからもその水、自然の大切さを感じていただけたら幸いです。
そして、そんなイベントを繋がりのある行政機関と共催でできることの素晴らしさを感じた一日にもなりました。
千歳市との共催行事は夏と秋の2回実施しています。
毎回違う目的や内容がありますので、次回はぜひご参加下さい。