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アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
クリオネ展示はじめました!
2011年02月10日
羅臼
流氷の海・・といえば、アザラシやオオワシなど、大きな生き物がすぐに思い浮かびますが、海の中にいる小さなクリオネもかなりの人気者です。特にバッカルコーン(触手)を出す捕食シーンは、天使のような姿からは想像がつきにくいらしく、そのギャップも魅力の一つとなっているようです。
実はそのクリオネ、羅臼ビジターセンターでも見られるようになりました。観光で来た方を始め、地元の方にも気軽に足を運んでいただけると嬉しいです。
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ビジターセンターのカウンターに展示しました。クリオネを飼育する時は、水温を5℃くらいまで下げる必要があるため、窓付きの冷蔵庫を使っています。
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クリオネ
(和名はハダカカメガイ。学名がクリオネ・リマキナ←こっちの方がカッコイイ!?)
ちなみに、体の2ヶ所に赤い部分が見えますが、上がバッカルコーンで、エサとなるミジンウキマイマイを食べるときには、触手を6本出すそうです。
下の赤い部分は内蔵です。
寿命は2~3年で、北極海などから流氷とともにやってくるそうですが、夏頃でも普通に見られるとの話もあり、詳しいことはよく分かりません。
ただ、今の時期は波打ち際の流氷の下などに沢山いて、バケツですくうだけでも簡単に観察できるそうです。
今回の展示には羅臼在住のNさんからクリオネを戴くなど、色々とお手伝いしていただきました。本当にありがとうございました!
実はそのクリオネ、羅臼ビジターセンターでも見られるようになりました。観光で来た方を始め、地元の方にも気軽に足を運んでいただけると嬉しいです。
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ビジターセンターのカウンターに展示しました。クリオネを飼育する時は、水温を5℃くらいまで下げる必要があるため、窓付きの冷蔵庫を使っています。
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クリオネ
(和名はハダカカメガイ。学名がクリオネ・リマキナ←こっちの方がカッコイイ!?)
ちなみに、体の2ヶ所に赤い部分が見えますが、上がバッカルコーンで、エサとなるミジンウキマイマイを食べるときには、触手を6本出すそうです。
下の赤い部分は内蔵です。
寿命は2~3年で、北極海などから流氷とともにやってくるそうですが、夏頃でも普通に見られるとの話もあり、詳しいことはよく分かりません。
ただ、今の時期は波打ち際の流氷の下などに沢山いて、バケツですくうだけでも簡単に観察できるそうです。
今回の展示には羅臼在住のNさんからクリオネを戴くなど、色々とお手伝いしていただきました。本当にありがとうございました!