アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
日光浴
2012年05月10日
洞爺湖
この時季、晴れた日の四十三山ではニホントカゲ(※)がよく日光浴をしています。
昼行性のニホントカゲは日光浴など外部の熱を利用して体温を上げてから行動します。
トカゲなどのは虫類は一般的に外部の温度により体温が変化する、変温動物とされています。
<倒木の上で日光浴をするニホントカゲ>
<草の間から周囲をうかがうニホントカゲ>
また、落ち葉や枝の隙間などを忙しく出たり入ったり、相手に噛みついてなわばり争いをする様子もみかけます。
下の写真はニホントカゲの幼体です。
幼体は頭から胴に金色の線模様があり、尻尾は魅力的なメタリックブルーなのですが、
成長すると体色は抜けてしまい地味な感じになってしまいます。
<ニホントカゲの幼体>
見つけてもちょっとした物音ですぐに物陰へ逃げられてしまいます。
昆虫やミミズなどを食べる肉食性ですが、とても臆病な生き物なのかもしれません。
※ニホントカゲ(学名:Plestiodon japonicus)
爬虫綱 有鱗目 トカゲ科 トカゲ属
伊豆半島を除く北海道、本州、四国、九州、ロシア沿岸部に生息する全長15~27cmのトカゲ。
草原や山地にある日当たりの良い斜面等に生息し、冬になると地中や石垣等で冬眠する。
4~5月に交尾をし、5~6月に石や倒木等の下に穴をほり、1回に5~16個の卵を産む。
昼行性のニホントカゲは日光浴など外部の熱を利用して体温を上げてから行動します。
トカゲなどのは虫類は一般的に外部の温度により体温が変化する、変温動物とされています。
<倒木の上で日光浴をするニホントカゲ>
<草の間から周囲をうかがうニホントカゲ>
また、落ち葉や枝の隙間などを忙しく出たり入ったり、相手に噛みついてなわばり争いをする様子もみかけます。
下の写真はニホントカゲの幼体です。
幼体は頭から胴に金色の線模様があり、尻尾は魅力的なメタリックブルーなのですが、
成長すると体色は抜けてしまい地味な感じになってしまいます。
<ニホントカゲの幼体>
見つけてもちょっとした物音ですぐに物陰へ逃げられてしまいます。
昆虫やミミズなどを食べる肉食性ですが、とても臆病な生き物なのかもしれません。
※ニホントカゲ(学名:Plestiodon japonicus)
爬虫綱 有鱗目 トカゲ科 トカゲ属
伊豆半島を除く北海道、本州、四国、九州、ロシア沿岸部に生息する全長15~27cmのトカゲ。
草原や山地にある日当たりの良い斜面等に生息し、冬になると地中や石垣等で冬眠する。
4~5月に交尾をし、5~6月に石や倒木等の下に穴をほり、1回に5~16個の卵を産む。