アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
シリーズ支笏湖の山 その1恵庭岳
2012年10月23日
支笏湖
みなさん、こんにちは。
支笏湖でも、遅い遅いと言われていた紅葉が見頃となりました。国道453号沿いを走っていると、道路脇に真っ赤に染まった鮮やかな木が点々と現れ、目を奪われます。しかし要注意です。夕方にはほぼ毎日エゾシカが道路脇に現れています。空気が冷え込むとともに、車道周辺への出現率も高まってきました。立派な角の生えた雄ジカの巨体がドッカドッカと道路を走っていると、圧倒的な威圧感。これから冬にかけて、支笏湖周辺はシカの越冬地となり、多くのシカが出没します。お出かけの際は、十分にご注意ください。
さて、そんなふうに紅葉とシカの訪れに秋を感じる支笏湖ですが、先日19日、恵庭岳の初冠雪が確認されました。恵庭岳は、支笏湖の東側に位置する1319.7mの山です。偶然にもその日、我々は恵庭岳の初雪を踏むこととなりました。というのも、この日は登山口や山頂付近の看板の付け替え作業などを行う日。石狩森林管理署、千歳市山岳遭難救助隊、千歳山岳会の方々とともに、いざ初冠雪の恵庭岳へ。
【左上】恵庭岳の東斜面、ポロピナイコース。現在紅葉もきれいです 【右上】第1見晴台より山頂を望む 【左中】マイヅルソウの実にも積雪 【右中】第1見晴台のあたりから登山道に1、2cm程度の積雪 【下】第1見晴台より支笏湖を望む
遠くから見るとごつごつして見える恵庭岳、その頂上の岩塔部は、平成15年の十勝沖地震の影響とみられる大規模な崩落が起きており、現在も非常に崩れやすい場所が数ヵ所あります。そのため、第2見晴台(8.5合目付近)からは立ち入らないようお願いします。
【左】登山口に設置していた赤い小屋は撤去し、ぴかぴかの入山届の箱が設置されました。【右】第2見晴台での看板付け替え作業。冷たい強風と時折舞う雪の中での作業、お疲れ様でした。
支笏湖園地より恵庭岳を望む(10月12日撮影)
支笏湖でも、遅い遅いと言われていた紅葉が見頃となりました。国道453号沿いを走っていると、道路脇に真っ赤に染まった鮮やかな木が点々と現れ、目を奪われます。しかし要注意です。夕方にはほぼ毎日エゾシカが道路脇に現れています。空気が冷え込むとともに、車道周辺への出現率も高まってきました。立派な角の生えた雄ジカの巨体がドッカドッカと道路を走っていると、圧倒的な威圧感。これから冬にかけて、支笏湖周辺はシカの越冬地となり、多くのシカが出没します。お出かけの際は、十分にご注意ください。
さて、そんなふうに紅葉とシカの訪れに秋を感じる支笏湖ですが、先日19日、恵庭岳の初冠雪が確認されました。恵庭岳は、支笏湖の東側に位置する1319.7mの山です。偶然にもその日、我々は恵庭岳の初雪を踏むこととなりました。というのも、この日は登山口や山頂付近の看板の付け替え作業などを行う日。石狩森林管理署、千歳市山岳遭難救助隊、千歳山岳会の方々とともに、いざ初冠雪の恵庭岳へ。
【左上】恵庭岳の東斜面、ポロピナイコース。現在紅葉もきれいです 【右上】第1見晴台より山頂を望む 【左中】マイヅルソウの実にも積雪 【右中】第1見晴台のあたりから登山道に1、2cm程度の積雪 【下】第1見晴台より支笏湖を望む
遠くから見るとごつごつして見える恵庭岳、その頂上の岩塔部は、平成15年の十勝沖地震の影響とみられる大規模な崩落が起きており、現在も非常に崩れやすい場所が数ヵ所あります。そのため、第2見晴台(8.5合目付近)からは立ち入らないようお願いします。
【左】登山口に設置していた赤い小屋は撤去し、ぴかぴかの入山届の箱が設置されました。【右】第2見晴台での看板付け替え作業。冷たい強風と時折舞う雪の中での作業、お疲れ様でした。
支笏湖園地より恵庭岳を望む(10月12日撮影)