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北海道地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

冬期も活躍中!<インターバルカメラ>

2013年01月22日
ウトロ
繁忙期には、知床五湖やカムイワッカ湯の滝に訪れる観光客の方の車の渋滞状況を確認するために活躍していた、インターバルカメラ。1分ごと5分ごと、1時間ごと・・・と撮影できるものです。
 冬眠の予定でしたが、今期から働いてもらうことにしました。

 内容は、以前から続けていた「冬期利用状況調査」。
 冬期になると、スキー、スノーシュー、カンジキ等々、色んな方法で散策を楽しめます。雪の上ならばトレースが残るので、大体の人数を予測してきましたが、調査をするならできるだけ正確に。カメラで撮影してしまえば正確なデータとなります。
 夏に比べて利用者は大幅に減少しますが、国立公園内の散策を楽しんでいる人ももちろんいます。近年は、利用者が増えてきているのかな、と感じているところです。
 うまく撮影できているか、結果をまとめるのが楽しみです。

また、別の仕事も。
流氷の移り変わりの撮影を行う事にしました。


冬は、固定用バンドの劣化も早い。補強の為に、新たにバンドを巻く高橋AR。知床五湖にて。



今日の流氷はこんな感じです。
岸に寄って来たかと思えば、遠ざかり・・・。海の上がぎっちり大陸となるのは、あと半月も後になるでしょうか。そのダイナミックな大陸の動きを1時間ごとに撮影しています。取ってきたデータは遺産センターで展示し、訪れた人の新たな発見のきっかけになってもらえればと考えています。