アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
スノーモビルパトロール
2014年02月27日
上川
2月15日に大雪山の5箇所で、62名が集まって関係機関合同で、スノーモビルパトールを行いました。スノーモビルの乗り入れ規制を多くの人に理解して貰うための活動です。
2月15日ぺーパン地区で関係機関*の皆様とパトロール
(*関係機関:北海道警察、北海道、旭川市、旭川山岳会、スノーモビル安全普及協会、パークボランティア)
この時期、大雪山の山々は深い積雪の覆われ、ぽってりと真っ白いその下には、高山植物が長い冬の中ジッと待っています。中でも雪田植物は、特に深く積もった雪解け水の豊富なところを好んでいて、雪の量や溶ける時期などの環境のバランスが生育に大きく左右します。
黒岳山頂からの冬景色。2013.12.22撮影
海外では、スノーモビルが走行した後の翌夏の耕地では、植物の数に大きな減少が見られたという論文が報告されていて、そのように植生に対して人為的影響も左右する可能性があるため、大雪山国立公園では、スノーモビルの乗り入れ規制をかけ、2月から4月にかけて、スノーモビルパトロールを強化しています。
2月10日北見峠でパークボランティアさんとパトロール
2月15日ぺーパン地区で関係機関*の皆様とパトロール
(*関係機関:北海道警察、北海道、旭川市、旭川山岳会、スノーモビル安全普及協会、パークボランティア)
この時期、大雪山の山々は深い積雪の覆われ、ぽってりと真っ白いその下には、高山植物が長い冬の中ジッと待っています。中でも雪田植物は、特に深く積もった雪解け水の豊富なところを好んでいて、雪の量や溶ける時期などの環境のバランスが生育に大きく左右します。
黒岳山頂からの冬景色。2013.12.22撮影
海外では、スノーモビルが走行した後の翌夏の耕地では、植物の数に大きな減少が見られたという論文が報告されていて、そのように植生に対して人為的影響も左右する可能性があるため、大雪山国立公園では、スノーモビルの乗り入れ規制をかけ、2月から4月にかけて、スノーモビルパトロールを強化しています。
2月10日北見峠でパークボランティアさんとパトロール