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北海道地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

礼文島アクティブレンジャーに新任しました

2014年04月25日
稚内
初めまして!4月から利尻礼文サロベツ国立公園・礼文島担当のアクティブレンジャー(AR)としてやってまいりました高澤と申します。前任ARの中野に代わり、これから礼文島の魅力や最新情報を皆様にお伝えしてまいります。

さて、着任したばかりの4月上旬には冬の気配をまだまだ色濃く残していた礼文島の景色でしたが、4月21日~23日に島内各所を巡視した時には、あちこちで春の息吹をはっきりと感じられるようになっていました。


写真1:木道脇に咲くミズバショウ(2014/4/22、久種湖畔コース)

この時期にオススメだと前任ARに聞いて向かったのは、島の北部に位置する久種湖。北方領土を除くと日本最北端に位置するこの湖にはミズバショウが群生しています。まだまだ咲きそろってはいなかったので、見頃はこれから迎えることになると思います。


写真2:咲いたばかりのキバナノアマナ(2014/4/22、久種湖畔コース)

今回の巡視中は天候に恵まれて気温もだいぶ上がりました。前述したように3日間の日程で島を巡ったのですが、この間にも草花の芽吹きや雪解けがみるみる進行していき、駆け足でやってきていた春にタイミング良く出会えたようでした。


写真3:バイケイソウの芽と海を隔てて利尻富士(2014/4/21、桃岩展望台コース)

ところで、私はアクティブレンジャーに採用されるまで礼文島を訪れたことがありませんでした。知らない環境に不安はあったのですが、島の方々や自然に多くの温かな歓迎を受け、今は期待に大きく胸を膨らませております。これから迎える鮮やかで賑やかな季節に向けて、自らの役割を果たせるよう尽力してまいります。

これからどうぞよろしくお願いいたします。