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北海道地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

2014年4月パークボランティア活動

2014年04月30日
洞爺湖
2014年4月1日より、洞爺湖自然保護官事務所に着任した、アクティブレンジャーの長友泰樹(ながともたいき)と申します。これから洞爺湖での活動や、自然などの情報を発信していきたいと思います。これからよろしくお願いします。
さて、アクティブレンジャーの活動の一つとして、支笏洞爺国立公園パークボランティアの方々と自然観察会等の解説活動や美化清掃、利用施設の簡単な維持管理等の活動があります。今回はその活動の様子をご紹介させていただきたいと思います。
今年度は4月12日(土)の総会から始まり、総会後に四十三山開通前の看板清掃や遊歩道の整備を行いました。4月23日(水)は財田自然体験ハウスにあるビオトープの整備、4月25日(金)は洞爺湖1週パトロールを行い、美化清掃を行いました。4時間ほどの活動で42㎏のゴミを拾いました。

写真①

  
写真①
(左上:四十三山看板清掃)
(右上:四十三山で拾ったゴミ)
(左下:ビオトープ内の泥かき)
(右下:ビオトープに暮らすヤマメ)

写真②


写真②
(左上:ビオトープ泥かき作業前)
(右上:ビオトープ泥かき作業後)
※川の幅に注目!作業後、広くなりました。
(左下:湖畔清掃中)
(右下:拾った42㎏のゴミ)

            写真③

   写真③
上の写真は洞爺湖1週パトロール時に撮った写真です。青紫の花がエゾエンゴサク、白い花がキクザキイチゲです。洞爺湖周辺には、春の訪れを告げるエゾエンゴサク、キクザキイチゲの他、アズマイチゲ、ナニワズ、エンレイソウ等の花々が咲いていました。

4月の中旬から気温も一気に上がり、春らしくなってきました。洞爺湖周辺では、写真のような花々を観察することができます。また、四十三山が4月21日(月)より開通しております。お花を観察しながら、火山の歴史を学ぶことができますのでぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。