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北海道地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

外来種除去リレー、ゴール

2014年06月24日
稚内
こんにちは。礼文地区担当アクティブレンジャー(AR)の高澤です。この記事の前に、ぜひとも5月29日の三枝ARの記事をご覧ください。

さて、5月24日に利尻地区からスタートした外来種除去リレー、6月15日に礼文地区とサロベツ地区で実施された活動をもってゴールとなりました。利尻礼文サロベツを駆け抜けたお手製の「たすき」は、日本海で地区を隔てられた当国立公園の絆を繋ぐ一助になれたでしょうか。


(日本海を越えて地区を繋いだ外来種除去リレーの「たすき」)

外来種除去リレーの活動成果は以下の通りです。

5月24日 利尻地区(南浜湿原)
オオハンゴンソウ 1,419本

5月25日 サロベツ地区(パンケ沼園地)
コウリンタンポポなど 45L袋✕6

5月25日 サロベツ地区(サロベツ湿原センター木道)
メマツヨイグサ 45L袋✕4

6月15日 サロベツ地区(浜勇知園地)
セイヨウタンポポなど 45L袋✕6

6月15日 礼文地区(鉄府海岸)
オニハマダイコン 2,539本


(鉄府海岸のオニハマダイコンは今年でほぼ根絶)

5地区での活動にはパークボランティアやNPO、一般の方も含め、延べ38名の方々が参加してくださいました。外来種除去は先の長い戦いです。今回の参加者の想いと汗が染みついた「たすき」を、これからも繋いでいければいいなと思います。


(お疲れ様でした!)