アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
羊蹄山避難小屋について
2014年06月30日
洞爺湖
6月19日に今シーズン1回目の羊蹄山パトロールを実施しました。登山口は真狩から登りました。真狩コースは6月15日に山開きが行われ、本格的な登山シーズンに入っています。
今回のパトロールの目的は、昨年10月に完成した新避難小屋の現状確認と登山道の状況確認です。
新避難小屋は旧避難小屋のすぐ隣に建てられました。羊蹄山は日帰り登山が基本の山ですが、天候悪化や怪我など思わぬアクシデントが起こった場合に避難できるよう、避難小屋は設置されています。もちろん、避難だけでなく頂上へ行く前の一時的な休憩立ち寄りもできますが、宿泊前提の山小屋ではありません。
新避難小屋は収容人数が約100人だった旧避難小屋に比べ、約40人と規模をかなり縮小しています。そのため宿泊目的で避難小屋に着いても中に入れない可能性や、急な避難が必要なときに宿泊者が多数いると収容できなくなることが考えられます。また、羊蹄山は国立公園のため、麓のキャンプ場以外でのテント設営は原則禁止されており、特に避難小屋周辺や頂上を含む特別保護地区の区域では貴重な自然を保護するため厳しく制限されています。前述の通り、羊蹄山は日帰り登山が基本の山です。ぜひ、早朝出発して日帰りで帰るという登山計画を立ててみてください。
また、北海道の山では初めてTSS(土壌処理)方式という環境配慮型のトイレが採用されています。消化槽に蓄積される汚泥発生量軽減のため、使用済みトイレットペーパーは投下せず、他のごみとともに持ち帰っていただきますようご協力をお願いします。
利用方法など詳しくは倶知安町公式ホームページに掲載されていますのでご確認ください。
http://www.town.kutchan.hokkaido.jp/tourism/yoteizan/tozansya/lodge_info/
<新避難小屋>
羊蹄山にはまだ雪渓が残っていますが、真狩の登山コースは、登山道上に雪はなく比較的歩きやすい状態でした。花は咲き始めのものが多いですが、シラネアオイ、イワウメ、エゾノツガザクラ、メアカンキンバイ、コケモモなど多くの種類が咲き始めていました。
登山道は残雪もなく歩きやすいですが、羊蹄山の標高は1898mあり、体力的にかなり厳しい山です。余裕を持った登山計画をして、安全に楽しんで登りましょう。
今回のパトロールの目的は、昨年10月に完成した新避難小屋の現状確認と登山道の状況確認です。
新避難小屋は旧避難小屋のすぐ隣に建てられました。羊蹄山は日帰り登山が基本の山ですが、天候悪化や怪我など思わぬアクシデントが起こった場合に避難できるよう、避難小屋は設置されています。もちろん、避難だけでなく頂上へ行く前の一時的な休憩立ち寄りもできますが、宿泊前提の山小屋ではありません。
新避難小屋は収容人数が約100人だった旧避難小屋に比べ、約40人と規模をかなり縮小しています。そのため宿泊目的で避難小屋に着いても中に入れない可能性や、急な避難が必要なときに宿泊者が多数いると収容できなくなることが考えられます。また、羊蹄山は国立公園のため、麓のキャンプ場以外でのテント設営は原則禁止されており、特に避難小屋周辺や頂上を含む特別保護地区の区域では貴重な自然を保護するため厳しく制限されています。前述の通り、羊蹄山は日帰り登山が基本の山です。ぜひ、早朝出発して日帰りで帰るという登山計画を立ててみてください。
また、北海道の山では初めてTSS(土壌処理)方式という環境配慮型のトイレが採用されています。消化槽に蓄積される汚泥発生量軽減のため、使用済みトイレットペーパーは投下せず、他のごみとともに持ち帰っていただきますようご協力をお願いします。
利用方法など詳しくは倶知安町公式ホームページに掲載されていますのでご確認ください。
http://www.town.kutchan.hokkaido.jp/tourism/yoteizan/tozansya/lodge_info/
<新避難小屋>
羊蹄山にはまだ雪渓が残っていますが、真狩の登山コースは、登山道上に雪はなく比較的歩きやすい状態でした。花は咲き始めのものが多いですが、シラネアオイ、イワウメ、エゾノツガザクラ、メアカンキンバイ、コケモモなど多くの種類が咲き始めていました。
登山道は残雪もなく歩きやすいですが、羊蹄山の標高は1898mあり、体力的にかなり厳しい山です。余裕を持った登山計画をして、安全に楽しんで登りましょう。