アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
イベントを終えて...
2016年08月09日
支笏洞爺国立公園
みなさま、こんにちは。
洞爺湖自然保護官事務所の高橋です。
先月末に執り行われた山の日の制定を記念した大イベントは、当日の雨予報にも関わらず曇りを保ち無事開催することができました。今回、洞爺湖事務所では午前と午後2つのイベントと1日通しの自然体験プログラムを担当いたしました。
午前のトークセッションでは、4人のゲストをお招きして
羊蹄山の監視員であり避難小屋の番人の近藤さんからは、
羊蹄山周辺の人の歴史や山小屋と避難小屋の役割について。
北海道の山々を舞台にツアーを行う山岳ガイドの古市さんからは、
羊蹄山の生い立ちやその個性的な植生について。
道庁職員で動物の調査をしていた経験のある吉田さんからは、
熊や山で出合った動物について。
アウトドアスタイルクリエータの四角さんからは、
自分の命を守ることにもつながる山における正装・山ウエアについて。
各分野におけるプロフェッショナルが集結し語ってくれた1時間はとても有意義なものになりました。
午後の南コブ山登山会は、パネリストの近藤さんと古市さんにガイドをお願いして、
2チームに分かれ登頂。こちらも個性あふれるツアーで大満足の3時間でした。
一日通し企画、洞爺湖ビジターセンター協力のもと行われた自然体験プログラム
『羊蹄山の葉っぱでリーフプリントのエコバッグを作ろう!』も大盛況でした。
これからシーズン最高潮を迎え、たくさんの人たちが羊蹄山の山頂をめざし素敵な時間を過ごしてくださることと思います。利用者の皆さんが、今年も怪我無く安全に山行を楽しんでいただけたら、山に親しんでいただけたら、うれしいです。