アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
グリーンウェイブ2017に参加しました!
2017年05月26日
利尻礼文サロベツ国立公園
パークボランティアとの活動が目白押しになってきた、稚内の青山です。
5月21日(日)に、グリーンウェイブ2017の活動として、「苗木の床替え」作業をしてきました。
グリーンウェイブ2017とは、5月22日(国際生物多様性の日)前後に世界各地の子どもたちの手でそれぞれの学校や地域等で植樹等を行う活動です。
豊富町稚咲内(わかさかない)では、利尻礼文サロベツ国立公園に指定されている砂丘林内の一部で、毎年秋に植樹を行っている場所があります。
グリーンウェイブ2017の活動に賛同するため、今年は春にも活動することになりました。
苗畑には、地域の皆さんで集めたドングリから育てた苗木が所狭しと育っています。
ここから1本ずつ掘り起こし、別の畑に植え直す作業です。
植え直すことで、ヒゲ根がたくさんつくようにし、活着しやすくします。
主役の子どもたちは、
サロベツの自然の中で様々な活動をしている「なまら!!サロベツ∞クラブ」の子どもたちで、
ジュニアパークレンジャーの活動として、一緒に汗を流しました。
子ども用の仕事はありません。大人と同じ道具で同じ作業を、協力しながら頑張りました。
地元稚咲内の方たちと、パークボランティアも含めた全27名で、移植した苗の本数は292本でした。
最初は途方もない作業だと思っていましたが、新たに整列した苗畑がうまれるまで、あっという間の1時間半でした。
秋の植樹が楽しみです! それまで、しっかり根を広げてね~!