北海道のアイコン

北海道地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

阿寒摩周国立公園誕生!

2017年08月10日
川湯 岡西 大助

道東の中央部に位置し、三つの大きなカルデラ地形を基盤とした、「火山と森が織りなす豊かな原生的景観」を有するこの地域は、昭和9年12月4日に「阿寒国立公園」に指定されました。

この公園に隣接する摩周カルデラ北側外輪山山麓にある「神の子池」は、以前から多くの観光客が訪れる観光スポットとして定着しており、その保護と保全、適正な利用の増進を図ることが求められていました。

そのため、この度、公園区域及び公園計画の変更を行い、神の子池周辺を公園区域に編入し、それに併せて以前から地元要望のあった公園の名称変更も同時に行われるはこびとなりました。

神の子池

平成29年8月8日、「阿寒国立公園」は「阿寒摩周国立公園」に名称が変更され、それに併せて、阿寒摩周国立公園管理事務所の新たな看板のお披露目式がおこなわれました。

当日は報道関係9社の取材申し込みがあり、関心の高さが伺われます。

報道機関、関係者に挨拶をする河野所長

国立公園名称変更の概要を説明する萱島国立公園管理官

阿寒摩周国立公園管理事務所誕生!

たくさんの人がこの地を訪れ、感動を持ち帰っていただければ嬉しいな。大自然の懐に飛び込みに来てください。お待ちしています!

写真データ:8月6日夜明け 撮影者 河野通治(阿寒摩周国立公園所長)