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北海道地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

秋の礼文島とヘリコプター

2017年09月25日
利尻礼文サロベツ国立公園

皆さんこんにちは!

礼文担当アクティブレンジャーの小笠原です。

先日の日本はすさまじい台風に見舞われましたね。

稚内も大荒れで、フェリーは当然のように欠航しました。最近は北海道にも台風が直撃する事が多くなってきて、地球環境や日本の気候が少しずつ変化していることを感じます。

そんな台風が来る少し前、礼文島では、秋の花として有名なリシリブシやコガネギクといった鮮やかな色の花が咲いていました。今年は台風以前から風が強く、花弁が飛ばされたり、花自体が倒されたりとダメージを負った花も多かったのですが、それでもまだまだ咲いている姿を見ることが出来ました。

※リシリブシ。ハチたちもこの時期は蜜集めに大忙しです。が、リシリブシはいわゆるトリカブトの仲間。根も葉っぱも茎も蜜も、毒だらけです。この時期は養蜂家の方も蜂蜜を取らないという話。・・・どうしてハチたちは大丈夫なんでしょうね?

そして、この秋真っ只中の礼文島で今年も環境省による自然歩道の整備が始まりました。

今回、私が立ち会ったのは整備する際に使用する資材をコースへと引き上げる作業。

周りの植生を出来るだけ傷つけないように気をつけながらの作業となります。

※バラバラバラ、と大きな音をたてながら資材を宙づりにコースへと運んでくるヘリコプター。秋の透き通った空をバックに力強く飛んできます。

※あらかじめ決められた場所に丁寧に資材を降ろしていきます。業者の皆さんはやはり手慣れていて、非常にスムーズに作業が進んでいました。

これからしばらく桃岩展望台コースにはこの降ろされた資材が道路脇に見えてくることになります。草の上に置いて花は大丈夫かと思うかもしれませんが、きちんと場所については検討を重ねていますのでご心配なく。来年にはまた新しい花が見られるようになるでしょう。整備区間はキンバイの谷前後周辺です。

来年には、綺麗で歩きやすい歩道が出来上がりますので、楽しみにしていて下さいね。