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北海道地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

年末目前、冬の礼文と宗谷

2017年12月26日
利尻礼文サロベツ国立公園

皆様こんにちは、礼文担当アクティブレンジャーの小笠原です。

クリスマスも過ぎていよいよ年末。年越しに向けて慌ただしくなってきたこの頃ですが・・・、悪天候が続きますね。

前にニュースでやっていましたが今年はラニーニャ現象が発生しているかもしれないそうです。冬型の気圧配置が強まるらしく、今年の冬は寒くなりそう・・・というか、寒いので、気を付けて日々を過ごしていきましょう。

今回は3つのスポットを分けてご紹介いたします。

『礼文島の様子』

まずは、冬となってすっかり雪化粧した礼文島からです。

12月初頭の時点で桃岩展望台へ向かうための道もこの通り。通行止めとなりました。

一応、雪深い中を歩いていけば展望台にも向かうことは出来ますが、礼文の観光については一先ずお休みといったところでしょうか。

『クッチャロ湖の様子』

次はクッチャロ湖の様子。

ちょっと前になってしまいますが、これは11月下旬のクッチャロ湖の写真です

この時点で既に多くのハクチョウ、カモがやってきています。

秋から少しずつ日本へと渡ってくる彼ら。浜頓別町にあるクッチャロ湖には、毎年多くのハクチョウやカモがやってきます。一部はクッチャロ湖で休憩した後、別の場所へと飛び立ち、また一部はクッチャロ湖に残って冬を越す。この時期のクッチャロ湖はとても賑やかです。

『宗谷の様子』

最後に宗谷地域全体の様子です。

この時期の特徴は何と言っても、ワタシが大好きなオオワシが宗谷へと渡ってくるということです。冬を越すか、あるいは更に南へと飛び立つか。この時期はワシの成る木がある、なんて言われるほど多くのワシがやってきます。今年もたくさんのワシたちが渡ってきました。

しかし、この写真は去年のモノ。今年はまだ写真が上手く撮れていないのです・・・。

ワシたちが居なくなってしまう前に何とか撮影したいですね。

今年のワタシのAR日記の投稿はこれで最後となります。

来年も皆さんに様々な礼文・宗谷の情報を伝えられるように頑張りますので、これからもどうか宜しくお願いします!!

よいお年を!!!