アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
パークボランティア研修会を開催しました!
2018年03月20日
釧路湿原国立公園
釧路湿原国立公園パークボランティア研修会「応急手当講習~活動時の事故に備えよう~」を温根内ビジターセンターで開催しました。
私たちの活動拠点である温根内木道で病人がでたら...?巡視中にケガをしたら...?地元の鶴居消防署にお願いをして、実践的な救命救急を教えていただきました。日頃の消防活動でお忙しい中、時には真剣に、時にはおもしろおかしい寸劇を交えて教えてくださった村上さん、菅原さん、加藤さん、どうもありがとうございました!
場面設定は、"野外で、限られた道具で"。
「加藤くん!大丈夫かい?いま助けてあげるからね!」と安全な所へ移動。
「加藤くん!もしかして腕の骨折れてない?もう心配いらないよ!ほら!」と言って出てきたのが、やぶれたスーパーのビニール袋...。いったいどうするんでしょう...。
おおお!!!
骨折した腕を固定することができました!ビニール袋は、止血で直接圧迫する際の感染症予防にも使えるので、リュックに大小1枚ずつ入れておきたい便利グッズとのことでした。ガムテープかビニールテープもあると、なお良し!
その他にも、湿原で起こりうるさまざまな事故を想定して訓練しました。私たちが安全に活動できるよう、そして来訪者に安心して楽しんでいただけるよう準備してお待ちしております!