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北海道地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

ウラシマツツジ

2018年08月31日
上川 大久保 智子

こんにちは、上川自然保護官事務所の大久保です。

まだ雪が多く残る大雪山の春一番に咲くウラシマツツジ。

前年の枯れた葉に守られるように、クリーム色の小さな壺型の花をつけます。

この花よく見ると、顎の近くがほんのり透明です。

太陽の光を十分に集められるように窓の役割をしているのではという人もいて、真相の所はわかりませんが、そうだとすると、まだ寒い春先に咲いていて、僅かな光を集めていると思うと、顔がほころびます。

夏は、花を落とし緑色の絨毯を張り巡らせ、ひっそりと実をつけます。花に比べ実は大きく熟すと黒くなります。そして気温の低下ともに秋の一番乗りするように葉の色を変え始め、みるみる山肌を深紅色に染め上げ、1年で一番賑やかな紅葉シーズンを迎えます。

今シーズンも、ウラシマツツジがちらほら赤色に染まってきました。

今年も大雪山上川地区の銀泉台(赤岳)、高原温泉(沼巡りコース、緑岳)は、

紅葉期のマイカー規制を行います。

みなさま、ご協力の程よろしくお願いします。

マイカー規制実施日やバスの時間などお間違えの無いようにご注意してください。

マイカー規制のお知らせはこちら↓

https://www.town.hokkaido-kamikawa.lg.jp/section/sangyoukeizai/chs81200000015es.html#event0


私の好きなウラシマツツジの景観