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北海道地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

秋のウトナイ湖で、シマフクロウを学ぼう

2018年11月02日
苫小牧 平 尚恵

こんにちは。

ウトナイ湖担当の平です。

 

今朝、我が家から見える手稲山(札幌市)が真っ白になっていていました!!それでも麓の方は綺麗に紅葉した葉がまだ残っていたので、秋と冬の両方の景色を同時に観ることができる北海道はやっぱり良いところだなーと感じた朝でした。

 

さて、11月11日(日)はポッキーの日ですが、ウトナイ湖野生鳥獣保護センターではシマフクロウのセミナーを開催いたします。毎年テーマを変えて行っているこのセミナーですが、今回はシマフクロウの研究者である竹中氏を講師にお迎えし、シマフクロウを語り尽くしていただく予定です。

一年のうち半分以上をシマフクロウの棲む森で過ごす竹中氏が語るシマフクロウの真の姿とは・・・!?

シマフクロウ一家を育んでいる豊かな森の真実とは? 

  

会場にはシマフクロウの剥製や羽、橈骨標本なども用意します。標本はお手にとって触っていただけますので、その大きさやフワフワの羽毛など、感触を楽しんでいただけると嬉しいです。

当日お会いできることを楽しみにしております。

------詳細-------

日時:11月11日(日)10時~12時

場所:苫小牧市、ウトナイ湖野生鳥獣保護センター レクチャールーム

問合せ:0144-58-2231

申し込み:事前申し込みをお願いしていますが、当日参加も可能です。

-----シマフクロウ-------

日本には北海道にのみ生息している、世界最大級のフクロウで夜行性、魚をメインに食べるが、両生類や小型ほ乳類も捕食する。

生息環境の悪化に伴い個体数が減少したため、1985年に国が保護事業を開始、現在は少しずつ個体数が増えてきている。

ポスター.pdf