アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
新たな管理運営体制で世界に誇れる山岳国立公園を目指す
2019年01月17日
上川
こんにちは、上川自然保護官事務所の大久保です。
2019年も始まりました。
冷え込みの厳しい朝、見上げた大雪山がダイヤモンドダストにまとわれ輝いていました。
今年もたくさんの大雪山の輝きを見ることができますように。今年もどうぞよろしくお願いします。
原生的な風景が広がる山岳国立公園、大雪山。
野生動物に会いに思いをはせる人もいるでしょう、咲き乱れる高山植物を楽しみにしている人もいるでしょう、長い稜線がつながる峰々の中を風景の一部となってただただ歩き回りたいという人もいるでしょう。
近年、大雪山に夢中な私でも、大雪山を取り巻く状況が刻々と変化していることに気がつかされることが多くなりました。
気候変動による影響、利用状況による変化、トイレや避難小屋などの老朽化、課題は細々したものから、大きなものまで様々あります。
いつまでも地域の宝であって欲しい大雪山。
状況が変わりつつある今だからこそ、今後の大雪山の管理のあり方をみんなで考えないといけない時です。
そこで、
日本一愛される国立公園にむけた取り組みをしている妙高戸隠国立公園や、新・尾瀬ビジョンを作り奮闘している尾瀬国立公園からゲストを招き、大雪山国立公園の協働型管理運営体制について考えるフォーラムを開催します。
新しい仕組み作りの第一歩を考える講演を聞きに来ませんか?
↓こちらでも詳しい案内をしています。