アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
自然が作り出した氷のオブジェin七条大滝
2019年02月08日
支笏洞爺国立公園
仕事を始める前に、事務所入口の除雪をする日が多くなっている當山です。
さて、先日(2/3)に千歳市役所さんとの共催行事「冬の七条大滝自然観察会」を開催しました。
※参加者:14名(小学生:5名、40代~70代:9名)
子供達がエゾリスの足跡を発見!北海道には、エゾリスとシマリスが生息していますが、シマリスは冬眠しているため、この冬の時期に活動しているのは「エゾリス」です。
エゾリスは、秋に餌の少ない冬に備えて、地面に木の実を埋める習性があります。
足跡を通して、寒さが厳しい冬の間も蓄えた木の実を探し出し、冬芽や樹皮等も食べ、イキイキと走り回るエゾリスのイメージが沸きました(^^)
今回の目玉の七条大滝を見る予定でしたが、滝壺まで続く階段が雪で埋まり、滑りやすくなっていたため、安全面を考慮し、上から眺める方法となりました。
七条大滝を上から眺める
もし、降りることができた場合は、下のような景色が眺められます(^^)
しかし、滝壺へ降りる階段は急坂で非常に滑りやすく、登りもキツいため、無理をなさらず、ゆっくり降りるようにご注意下さい。私も滑りました・・・(^^;)
七条大滝は見られませんでしたが、エゾユキウサギの足跡、自然のドライフラワーのようなツルアジサイ、上空ではオジロワシが優雅に飛翔しており、参加者の皆さんは、スノーシューの履き心地を楽しみながら、冬にしか見られない景色を満喫していました。
☆おまけ☆
1/25(金)から「千歳・支笏湖氷濤まつり」(ひょうとう)が開催中です!(2/17(日)まで)
11年連続水質日本一の支笏湖の湖水を使った透明度の高い氷のオブジェを見に行ってみてはいかがでしょうか♪
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