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北海道地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

釧路湿原野生生物保護センターの池では...

2019年04月05日
釧路湿原国立公園

みなさまこんにちは。

釧路湿原野生生物保護センター(以下センター)の裏には池があり、春と秋の渡の時期に水鳥が多く飛来しています。真冬の間は完全結氷するため、水鳥は見られなくなりますが、池の氷が溶け始めると、どこからものなく水鳥が現れ、採餌したり休憩したりしています。毎日訪れる水鳥を観察するのが楽しみな今時期。

センターに勤めてから3年目になりますが、今までセンターの池にオオハクチョウが飛来しているところを見たことがありませんでした。釧路湿原近郊では珍しくないオオハクチョウ。道路に隣接しているからなのかな、池が小さいからなのかなと思っていました。

しかし、今シーズン初めてオオハクチョウが飛来している姿を目撃しました!

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釧路湿原野生生物保護センター展示室2階からの眺め

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休憩しているオオハクチョウ(若い個体)後ろにはマガモやヒドリガモの姿も...

観察していると、頭を水中に潜らせているオオハクチョウの周りをヒドリガモがうろうろしていました。

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頭を水中に入れて水草を探しているオオハクチョウと周りで様子をうかがっているヒドリガモ

ヒドリガモは潜らないカモ科(非潜水カモ)で、体が小さいので自力では採れない部分に生えている水草を、体の大きなオオハクチョウが水中から採ってくる水草のおこぼれを待っているようです。とてもほほえましい姿でした。

センター裏の池は、建物との距離が近く、展示室2階の窓からは水鳥を観察するのにとてもオススメです!望遠鏡も配備していて、双眼鏡も無料で貸し出ししております。

みなさまも是非、釧路湿原野生生物保護センターに足を運んでみてはいかがでしょうか。

釧路湿原にはシラルトロ湖・塘路湖・達古武湖といった湖沼があり、そこにも多くの渡り鳥が飛来しています。先日巡視した際には、湖面上は多くは凍っていました。その中でも、一部溶けている部分には水鳥が飛来していました。

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シラルトロ湖に飛来しているヒシクイ(オオヒシクイ)の様子

これから湖の氷が溶けると数多くの水鳥が飛来します。

今年のゴールデンウィークは10連休という超大型連休!ゴールデンウィーク中も多くの水鳥が飛来しています。是非、ドライブの最中に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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釧路湿原野生生物保護センター

住所:北海道釧路市北斗2-2101

電話番号:0154-56-2345

開館時間:1000から1700

開館日:夏期無休(427日から10月末)

    冬期土日祝日休館(11月から4月末頃)

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お休み中のマガモ夫婦