アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
支笏洞爺国立公園指定70周年記念 夏の自然観察会♪
2019年08月06日
支笏洞爺国立公園
夏休みに突入し、カヌーやダイビング等で楽しむ観光客で賑わっている支笏湖。
登山や外来種除去作業で汗を流している當山です。
さて、先日(8/3)、「支笏洞爺国立公園指定70周年記念 夏の自然観察会」を開催しました。
※参加者:4名(60~80代)
観察会が始まり、森の中を歩いていると、頭上に緑色の物体を発見!
このデコボコの実の正体は、人の握り拳に似ていることが由来の「キタコブシ」でした。
キタコブシとは、高さが約20mになるモクレン科の落葉樹で、家具や器具材等に利用されています。
花言葉は「友愛」・「友情」だそうです。
他には、白色の飾り花が特徴的なイワガラミ、黄色のダイコンソウの花、線香花火のようなウドの花、
空気の綺麗な場所で見られる地衣類(モジゴケ)等、お花と実の両方を楽しむことが出来ました。
気温が高く、暑い中での観察会となりましたが、参加者の方々は熱心にパークボランティアの
解説に耳を傾け、夏真っ盛りの支笏湖を楽しむ一日となりました(^^)