アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
桃岩展望台コース工事終了のお知らせ
2019年12月25日みなさん!こんにちは!
寒さに負けず、風にも負けず、元気な礼文島アクティブレンジャーの津田です。
先日、礼文島桃岩展望台コースの工事が終了致しました!
2015年より工事が始まり、5年間かけて行われました。木柵や木階段、ロープ柵を設置するための材料はヘリコプターで運び、植生への影響を避けるため、準備期間などを入れて8月から行われた工事でした。
新しくできた桃岩展望台コースの木階段を踏みしめたい方!礼文島の植物の開花を楽しみにしている方!是非、歩いてみてはいかがですか。
そして新しくなったのは桃岩展望台コースの木道だけではありません!
桃岩展望台コースの案内標識、トド島展望台の案内看板も新しくなりました。
さらに!トド島展望台の案内看板はユニボイスつきとなっています。ユニボイスとは標識などに印刷されている2次元コード(QRコード)をケータイのカメラでかざすと...日本語、英語、その他の言語を自動で話すことや、読むことができます!例えば、標識に日本語だけの説明が書いてあっても、外国の方は読むことが困難ですが、ユニボイスを利用することで、そこに何が書いているのかを理解することができます!是非お越しの際は、新しくなった桃岩展望台コースを歩くと共に、標識や看板も確認してみて下さい(^^)
~礼文島で冬にみつけた自然~
夏の礼文島は異なる冬景色でした。この日の礼文島は雪が少なく、ほとんど積もっていない状態でした。西海岸の岩肌の雪、オオワシやオジロワシの飛来の様子、静かな礼文島でした。
そんな中、可愛らしく、新しい植物を見つけました。セリ科植物の上に雪が積もっていました。冬にしかみることのできない姿に...!
また、こちらは足跡を発見しました!実は礼文島にもほ乳類が生息しています。なんの足跡でしょうか...?イタチの足跡です。
礼文島には他にも、トガリネズミ類やシマリスが生息しています。時折走って植物中に消えて行くのをみます。ほ乳類の姿が見えなくても、足跡や糞などの痕跡でどんな生き物が生息しているのか、考えると楽しいですね♪
みなさんも冬の自然の楽しみ方を見つけてみませんか。