アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
最後はみんなで~アクティブ・レンジャー写真展2019閉幕~
2020年02月05日今年度で3回目の開催となった「アクティブ・レンジャー写真展~北の愛おしき生き物たち~」、皆様ご覧いただけたでしょうか?
昨年6月に羽幌と礼文からスタートし、各地を巡回、年が明けて1月22日の札幌市地下歩行空間チカホでの開催を終え、全13会場での写真展を無事に終了することができました!
この写真展は、環境省 北海道地方環境事務所に所属する、アクティブ・レンジャー(以下AR)と希少種保護増殖等専門員併せて全12名で、企画の相談から、準備、開催までを分担しながら行ってきました。
写真は、私たちが業務の際に撮影したもので、活動場所の風景と生き物の写真2枚をそれぞれが選びました。
この写真展を通じて北海道の自然の魅力や環境省やARの仕事を知ってもらい、自然環境保護への理解を深めてもらうことを目的としています。
そのため、写真だけではなく、それぞれの行っている業務紹介や、お持ち帰り頂けるよう冊子なども作成しました。
最終会場となった札幌市地下歩行空間チカホでの開催は、全12名が集結して行うスペシャルな一日でした。
会場の様子①それぞれが選んだ写真2枚(風景と生き物)と、業務紹介
写真では、活動している地域の風景とそこで見られる生き物の写真を選びました。様々な環境があり、環境が違うからこそ活動内容も様々です。
こちらは全会場で展示してきたものですが、一列に並ぶ壮観さとライトの神々しさは、チカホだからこそ!圧巻です!
そしてここからが、全員集合の真骨頂です!
会場の様子②野生動物と関わる業務を行っているARによる、剥製や模型での紹介コーナー
ウミガラスの巣の様子、アザラシの毛の触り心地の良さ、シマフクロウの羽の軽さなど、終始大人気でした。
会場の様子③山岳地帯を活動エリアにしているARによる、携帯トイレの普及啓発
携帯トイレの実際の使い方を展示で紹介し、各種パンフレットなども充実していました。
また、自分で作るとお値段なんと140.7円で済む、自作携帯トイレの紹介もありました!
会場の様子④各国立公園の紹介コーナー
それぞれの国立公園に関わるARが、個人的にオススメする生き物/楽しみ方/風景を紹介しました。また、各国立公園に関するクイズも多くの方に挑戦して頂きました。
終始多くの人が行き交うチカホで、多くの方に足を止めて頂きました。
本当にありがとうございました。
おかげで、私たちの想いを直接お伝えできたステキな一日となりました。また、写真などをきっかけに、ご覧頂いた方々の経験や考えなどをお聞きすることもでき、実り多い写真展になったと思います。
「見られず残念だったな~」と思った方、朗報です!
今年度の写真展が終了した翌日には、早速次年度の写真展についての話し合いを行い、既に動き出しています!また写真選びからスタートです。
4回目となる「アクティブ・レンジャー写真展」は、令和2年6月からスタートします。
北海道の自然の魅力をわかちあいつつ、私たちの活動や、各地域各動植物について多くの方に知ってもらえるよう、今後も頑張ります!