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北海道地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]

支笏湖を擬態化した氷のオブジェ~千歳・支笏湖 氷濤まつり~

2020年02月14日
支笏洞爺国立公園 當山真貴子

ただいま、支笏湖では「千歳・支笏湖 氷濤まつり」が開催されています♪

昼の全体の様子

よく層雲峡の「氷瀑(ひょうばく)まつり」と間違われることが多い「氷濤(ひょうとう)まつり」・・・笑

まだまだ認知度が低いのかなと感じつつも、「瀑」と「濤」は一体何が違うのか、辞書で調べてみました。

 

「瀑」とは、「川の水が高い所から落ちて飛び散る所、滝」。

「濤」とは、「大きくうねる波」。

「氷瀑」とは、「凍った滝、氷結した滝、南極などの氷河が流れ落ちている場所」。

「氷濤」とは、「湖の波しぶきで作った氷柱」。

まとめると・・・

 ☆滝を表した氷のオブジェが「氷瀑まつり」

 ☆波を表した氷のオブジェが「氷濤まつり」

個人的に上記のような違いで理解しようと思いました。


夜の全体の様子

今年は、雪不足でしたが、製作スタッフの方からは「雪が付着しなかった分、透明度が高く出来が良い」とのこと♪

ただ、今週は気温が上がり、溶けてしまい、氷像内に入るもの(苔の洞門等)は、安全の都合上、制限されていますが・・・毎年、1214名のスタッフで一生懸命、氷像製作を行っています!

来年も1月下旬頃に開催予定なので、是非お立ち寄り下さい~(^^)/

 

※詳細情報↓↓

●千歳観光連盟 氷濤まつり情報

http://www.1000sai-chitose.or.jp/icefes.html

●支笏湖氷濤まつり Facebookページ

https://www.facebook.com/hyoutoumatsuri.shikotsuko