アクティブ・レンジャー日記 [北海道地区]
礼文島でパークボランティア研修会開催しました!
2020年02月25日みなさん、こんにちは!
礼文島アクティブレンジャーの津田です。
2月15日に利尻礼文サロベツ国立公園礼文島地区のパークボランティア養成研修会が行われました。当日は天気も良く、研修会日和となりました。
【午前の部】座学
環境省からは、「利尻礼文サロベツ国立公園の概要」、「パークボランティアの制度について」、「パークボランティア活動の紹介」を発表しました。
また、講師として「礼文島の自然の概要」を礼文島自然情報センターの村上さんに、礼文島の気象条件、地形が高山植物にとって生育しやすい環境であること、礼文島で確認されたことのある鳥類の種類について講演を行っていただきました。最後には礼文島の自然をまとめた動画を流していただきました。
【午後の部】野外研修
午後からの野外活動(礼文林道コース)を行いました。礼文島自然ガイドの鹿川さんに講師を行っていただきました。
雪が少なかったのですが、雰囲気を出すため皆さんでスノーシューを履きました♪
まず、クマゲラの痕跡と礼文林道で観察することのできる鳥類の識別方法(鳴き声、大きさ、色)、素早く双眼鏡で鳥を確認する方法を学びました。
ダケカンバ ミヤマハンノキの冬芽
イワガラミとノリウツギの違いや、トドマツは「天までとどけ」と、枝を天にあげていることから他のマツとの見分け方を学びました。素敵なフレーズですね!
研修会も終わりに近づき、元来た林道を帰っていると、ハシブトガラが林内から姿を現せてくれました。
みなさん一斉に持っていた双眼鏡を素早く取り出し...「あっ!いた」、「どこどこ」、「見れました~」と、学んだことをさっそく実践しました♪
最後は迂遠内コースをバックに記念撮影☆
ご参加頂いた皆さま、お疲れさまでした!
4月から一緒に活動を頑張っていきましょう!(^^)!
★おまけ★
桃岩展望台コース、つばめ山からの景色です。
緑の景色が一面雪に覆われていました。同じ場所なのになぜか違う世界にいるように感じられました。